約 5,268,856 件
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/222.html
R-NumberSP エヴァンゲリオン初号機(覚醒Ver.)(EVA-01 Awaking Ver.) 【えう゛ぁんげりおんしょごうき(かくせいばーじょん)】 「違う!綾波は綾波しかいない!だから今、助ける!」 情報 作品名 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 カテゴリ SIDE EVA 定価 3,990円 受注開始 2011年01月25日(火)16 00 受注締切 2011年03月24日(木)16 00 発送開始 2011年06月29日(水) 商品全高 約160mm 付属品 手首:合計×15通常腕用:×10(握り手×2、開き手×2、平手×2、構え手×2、手刀×2、) 再生左腕用:×5(握り手、開き手、平手、構え手、手刀) 武器:無し 頭部、通常頭部、交換用頭部 その他:切り落とされた左肩、再生した左腕、神化時胸部、光輪パーツ、ATフィールド(立体Ver.)+台座、ATフィールド+台座 商品画像 機体データ 所属:NERV 分類:汎用人型決戦兵器 開発者:NERV 形式番号:EVA-01 全高:40m 重量:不定 パイロット:碇シンジ 第10使徒との戦闘で「世界がどうなってもレイだけは助ける」という碇シンジの意思により、能力を解放したエヴァ初号機の「擬似シン化第1覚醒形態」。 頭部の上にエンジェル・ハイロゥが出現し、拘束具の蛍光グリーンの部分は赤く変色している。 プラグ深度は180以上にも達しており、赤木リツコをして「人の域を超えた」と言わしめた。 商品解説 新劇場版:破の終盤で観客に衝撃を与えた覚醒状態が魂ウェブ商店で受注決定。 今回は顎が可動するタイプの頭部も付属する。 左腕を失った状態を含むさまざまなシチュエーションの再現に加え立体的に再現されたATフィールドの衝撃波など、かなり充実の付属品となっている。 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 エヴァンゲリオン初号機 第10の使徒 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/toripumatomew/pages/66.html
エヴァ【EVA】 ◆EVA....K4k #J゚リKWS}斧 ◆EVA////plU #%メコ涯lN ◆EVA....Kqo #Uュ!等曖$ シ者【SISYA】 ◆SISYA/liZ2 # ラテ+k哨v 碇シンジ【SINZI】 ◆SINZI/0Dm6 #咯L[mm窶 綾波レイ 【ayAnaMI】【ayANami】【AyaNamI】 ◆jo.ayAnaMI #wソェ迸rV; ◆zayANamip. #Eラッ哿-B閠 ◆ynhAyaNamI #掬gヲPZSp 【REI】 ◆REI////5GA #K?カ\J艸逗 ◆REI////dHk #循゚K柞鏡 ◆REI....H6. # メl=s苻5 惣流・アスカ・ラングレー 【SOURyUU】【sOUryuU】【SoUrYuu】 ◆hpeSOURyUU #x躡X齪枚 ◆1H4sOUryuU #シェ麪D(0準 ◆SoUrYuuDrg #wュ羡@,F1 【ASUKA】 ◆ASUKA..i1k #AY雍崖W. 二号機【nIGOukI】【NiGoukI】【NIGOUKi】 ◆MNKnIGOukI #x鈆負=淳 ◆0YjNiGoukI #r號= ジ艢 ◆2yNIGOUKiM #%キキ~I%匇 渚カヲル 【NAGISA】 ◆NAGISAS29Y #D鶤M弉Vs 【KAWORU】 ◆KAWORU.JHc #狗サ噬 E ◆KAWORU.wy6 #;コリ170m兤
https://w.atwiki.jp/joban_415/pages/261.html
オヴァンゲリオン[名詞] おばさん(おばちゃん)=中年女性の揶揄表現。 由来はもちろんアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」から。
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/307.html
【共通設定・世界観】 A.T.フィールド:使徒やエヴァが持つ絶対領域。展開したまま行動可能。常時発生しており通常不可視。 簡単に言えば位相空間によるバリア。精神防壁の特性もある。 使徒:正体不明の存在。ATフィールドを持つ宇宙空間で活動可能の種族。 生命の実を食べているので永遠の生命を得ている(または、これをS2機関という永久機関ともされている)。 基本的に通常の国連軍の兵器(大量のミサイル及び爆撃)は一切通用しない。 ジオフロント:箱根の地下深くにある、人類ではない誰かが残した直径13.75kmの巨大な球状の空洞。 その89%は(おそらく土砂などで)埋まっていて、そこに森林・湖・山地などが広がっている。 ネルフ本部:ジオフロント内に建造された。ピラミッド型の地上部と2008m以上の地下部分から成る。 第3新東京市:レリエルが最大限にまで広がってもまだ全体が丸ごと飲み込まれるわけではないほど広さのある都市(20km以上)。 ラミエルの加粒子砲:公式ガイドブックに独12式自走臼砲がレーザー砲であると記載されている。通常のラミエルの加粒子砲は描写上、このレーザーの7.71…倍。 ポジトロン・スナイパー・ライフル:上記の通常のラミエルの加粒子砲と同じ弾速。 綾波レイの反応:初期では500mの距離でラミエルの加粒子砲の発射後にしゃがんで回避する碇シンジが 第3新東京市の5倍分の距離(100km)で反応できないほどの弾速となった二射目のラミエルの加粒子砲が 目の前にまで迫った寸前で割り込める(公式ガイドブックには寸前に割り込んだというようなことが書かれている)。 一般人の至近距離が1m扱いなので一般人を1.7mと考えるとエヴァのサイズが200mだから117mからの光速の1542倍の反応で さらにユニゾンの練習で綾波レイと連携が取れる碇シンジと戦闘できるイスラフェルを相手に 特訓によって反応させない速さで700mほど移動できるようになった碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーの初号機と弐号機と 同速で移動できる零号機を操縦して移動しながら目の前の障害物を10m間近で避けたりできる反応。(1mから光速の922.56倍以上の反応) 惣流・アスカ・ラングレーの反応:同じく弐号機を操縦して移動しながら目の前の障害物をジャンプして避けたりできるので上記の綾波レイ以上。 碇シンジの反応:上記の綾波レイが850mの距離で反応できないアルミサエルの突進を50mほどの近距離で掴んで反応できる。(1mから光速の15683.52倍以上) 精神汚染:設定では精神とは心であり、魂でもあるらしい。「魂というべきもの」は精神が定着しなければ肉体に留まることはなく、魂と精神は大きく関わっており直結してる。 実際、一部のキャラが精神汚染により魂が取り込まれたり、精神的な干渉により魂を一つにするなどのことが示唆されている。 すなわち精神に干渉することは魂に干渉することでもあり、よってエヴァの世界観での精神攻撃は同時に魂攻撃も兼ねていると思われる。 適格者:接触により魂の一部が取り込まれたり精神が完全に崩壊するエヴァと神経接続しても正常かつ安定してシンクロできる特定の人間のこと。 【備考】 このテンプレはTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』と その旧劇場版、 『劇場版 新世紀エヴァンゲリオン シト新生 DEATH REBIRTH』 『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』 というアニメ映画を含んだ描写・設定を適用する。 新劇場版の4部作については繋がりがある諸説もあるが現状では公式で明らかにされていないので考慮しない。 【作品名】新世紀エヴァンゲリオン 【ジャンル】アニメ、旧劇場版、ゲーム、分冊百科 【名前】碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 【属性】EVA初号機の操縦者withEVA-01 TEST TYPE 【大きさ】200m+4200mの羽 【攻撃力】プログレッシブ・ナイフ:エヴァの肩のウェポンラック内に格納に格納されている近接戦闘専用武装。 高振動粒子で形成された刃により、接触する物質を分子レベルで分離する事で切断する。 威力はエヴァ初号機以上の装甲の機体に突き刺せるほど。 十字架の爆発:上空22.5km以上にまで巨大な十字の形ができる爆発。威力はエヴァ初号機の左腕を吹き飛ばすゼルエルの光線でも 内部から上に向かって撃っても貫くことができないネルフ本部を同じく内部から起こして丸ごと吹き飛ばすほど。 射程は0.9km。思考で発動する。 【防御力】脱出の際にはディラックの海ごと破壊する爆発エネルギーにより大破が予想されていたが、 全くの無傷だったので宇宙破壊に無傷で耐えられるほどの装甲ボディ。 また、素体部分でも装甲が傷つく攻撃力をある程度弾けるほどの防御力。マグマの中に素で飛び込める熱耐性。 (と、いうか装甲は元々EVAの巨大な力を抑えるための拘束具としての役割も果たしている) よって実際にディラックの海を破壊しても無事であることから宇宙破壊を行っても生存可能。 ディラックの海に飲み込まれたものは消滅すると作中で言われてるおり、そこから生還したので消滅耐性もある。 【共通設定・世界観】にもあるとおり、パイロットの碇シンジは適格者であることに加え、 精神防壁のあるA.T.フィールドとL.C.Lの三重の守りとなっているので精神攻撃耐性×3(と魂攻撃耐性×3)。 【素早さ】反応は1mからだと光速の15683.52倍以上、戦闘速度も同様。移動速度は大きさ相応(人型を基準にして200mの大きさ相応の移動速度とする)。 【特殊能力】飛行可能。 宇宙空間で活動可能。エヴァ初号機自体はS2機関を取り込んだので活動時間の限界はなくなっている。 実際の描写から宇宙破壊を起こしても生存可能。第12使徒レリエルによる虚数空間追放も上記の宇宙破壊によって元の世界に戻ってこられる。 A.T.フィールド:宇宙から落ちてきた全長3~4km程の使徒(サハクイエル)を地上で受け止めて、 足元が少し崩れる程度の被害に抑えた。全方位に展開される。 受け止めるのに失敗すれば地形が変わって芦ノ湖と太平洋が繋がるとされているので 直径40kmくらいを消滅させる破壊力はあると思われる。 また精神防壁があるので精神攻撃耐性と魂攻撃耐性有り。 【長所】暴走に頼らなくても強い 【短所】色々な意味で周りの環境に恵まれない 【戦法】射程内に入ったら相手に向かって十字架の爆発を起こす。あとは下記の【備考】参照。 【備考】『THE END OF EVANGELION』の第25話「Air」のラストシーンの状態から参戦。飛行可能となっている。 なお初号機が暴走する条件は具体的に明言はされていないが、劇中では碇シンジが危機に陥ったり、発狂したり意識を失ったり、 または初号機のエネルギーがゼロになって活動停止した場合、再起動して暴走している。 よって考察の際には、初号機が大ダメージを受けて破損したり大破されそうになったり、 碇シンジがなかなか倒せずに苦戦して圧倒される相手だったり長期戦になったり、 何らかの形で(精神攻撃など?)で発狂した場合は以下の暴走状態に切り替わって戦うものとする。 (シンジが意識を失っても暴走するが、その場合シンジ本人は戦闘不能なのでルール上負けになる。) 【名前】エヴァンゲリオン初号機(暴走) 【属性】EVA-01 TEST TYPE 【大きさ】200m+4200mの羽 【攻撃力】第12使徒レリエルに取り込まれたがA.T.フィールドを干渉させることでディラックの海ごと破壊して脱出したので宇宙破壊可能(よって範囲は単一宇宙並み) 【防御力】脱出の際にはディラックの海ごと破壊する爆発エネルギーにより大破が予想されていたが、全くの無傷だったので宇宙破壊に無傷で耐えられるほどの装甲ボディ。 また、素体部分でも装甲が傷つく攻撃力をある程度弾けるほどの防御力。マグマの中に素で飛び込める熱耐性。 (と、いうか装甲は元々EVAの巨大な力を抑えるための拘束具としての役割も果たしている) よって実際にディラックの海を破壊しても無事であることから宇宙破壊を行っても生存可能。 ディラックの海に飲み込まれたものは消滅すると作中で言われてるおり、そこから生還したので消滅耐性もある。 パイロットはともかくリリスの能力範囲内でもエヴァ初号機自身は影響を受けた様子はなかったので精神攻撃耐性×5(と魂攻撃耐性×5)。 さらにA.T.フィールドも加えて精神攻撃耐性×6(と魂攻撃耐性×6)。 【素早さ】惣流・アスカ・ラングレーが2000mの距離で反応できないほど速いゼルエルの伸びる手が 60mほどの近距離で向かってくるのを掴める反応で、戦闘速度も同様(1mから光速の30752倍)。移動速度は大きさ相応。 【特殊能力】宇宙空間で活動可能。S2機関を取り込んだので活動時間の限界はなくなっている。 実際の描写から宇宙破壊を起こしても生存可能。 第12使徒レリエルによる虚数空間追放も上記の宇宙破壊によって元の世界に戻ってこられる。 A.T.フィールド:宇宙から落ちてきた全長3~4km程の使徒(サハクイエル)を地上で受け止めて、 足元が少し崩れる程度の被害に抑えた。全方位に展開される。 受け止めるのに失敗すれば地形が変わって芦ノ湖と太平洋が繋がるとされているので 直径40kmくらいを消滅させる破壊力はあると思われる。 また精神防壁があるので精神攻撃耐性と魂攻撃耐性有り。 【長所】母さん頑張りすぎ 【短所】最後は宇宙の深淵を漂うことに 【参考1】 【名前】第12使徒レリエル 【属性】使徒 【大きさ】影は上空に浮かぶ300mほどの球体、本体は直径680m厚さ約3nm+宇宙並み 【特殊能力】ディラックの海:虚数空間とも呼ばわれており、別の宇宙が拡がっている。 公式ガイドブックによると広大な宇宙を生み出したとされているので空間の広さは単一宇宙並み。本体は不定形で広大化が可能。 劇中では最大20km以上にまで広がった。 この使徒の内部はディラックの海に繋がっており、この使徒自身もそのディラックの海によって形成されている。 接触すればその虚数空間にへと飲み込まれる。 虚数空間は広大すぎてソナーやレーダー波も反射せずに機能しない。 飲み込まれたら脱出はほぼ不可能。 脱出するにディラックの海ごと破壊するしか方法はない(初号機を助かる唯一の道がこの方法だと言われているので)。 【参考2】 【名前】第2使徒リリス 【属性】人類の始祖 【大きさ】12700km+12枚(左右に6枚ずつ)の55000kmの羽 【特殊能力】アンチA.T.フィールド:直径280000kmの地球の範囲でヒトという種を、常時効果で肉体的、精神的に融合させる。 地球にいる者全ての精神に干渉し、瞬時に肉体の方はL.C.L.化(液体化)し、 その魂(精神体?)は黒き月を辿ってリリスの手中に収められることになる。 よって、人間だろうと動物だろうと魂や精神が存在する者には全て効果がある。 魂だけの存在とかにはただ吸収されると思われる。 (公式ガイドブックにも「地表に存在していた無数の生命体は赤い球状体となり、レイの手中へと流れ込んでいった。」と書かれている) 耐性のある適格者に加え、精神防壁のあるL.C.L.とA.T.フィールドの三重の守りのある エヴァの中のパイロットに対しても効果があるので精神攻撃×4(と魂攻撃×4)。 なお、これは生死を問わず等しくL.C.L.へと変貌するとされている。(なので死体などにも効果あり) 【参考3】 【名前】第14使徒ゼルエル 【属性】使徒 【大きさ】200m 【攻撃力】肩よりも下の部分が薄い紙か布の様になっていて、普段は折畳んでいるが攻撃する際に伸ばす。 射程4200m以上 。 手の伸びる速さは、惣流・アスカ・ラングレーが ゼルエルの動きに注目していてもこの4000mぐらいの距離で反応できないぐらい。 初号機と同程度以上の防御力を持つ弐号機の腕や頭を一撃で切り落した。 倒れた状態から、上に乗った初号機を片手で持ち上げて叩き付けた。 目からビーム:エヴァ初号機の左腕を吹き飛ばせる威力。 上空数百mに巨大な十字の形ができる。 20km以上の爆発範囲が起こる。 20kmの範囲内で4箇所(4回?)同時に攻撃可能。空中を移動しながらでも発射可能。 ピカッっと目を光らすだけで発動。何発も発射可能。射程20km以上。 vol.75,110,136修正 vol.136 152: カッツ ◆n0qGxROT0Q :2021/12/26(日) 10 49 45 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機再考察 前位置であるヴァルバトーゼ周辺を確認 × 牧村功司:初期位置では当てられない、任意全能負け ○ ルーシー(LUCY):ATフィールドでシンジへの接近防いで暴走→宇宙破壊勝ち × あなたwith宇宙誘導爆弾:宇宙誘導爆弾負け × 岸波白野withムーンセル:任意全能負け × 那智武流:一度倒した後は常世で復活するのでそうすると倒す手段がない、世界改変負け ○ ヴァルバトーゼ:攻撃効かず当たらず暴走→宇宙破壊勝ち ○ マオ:攻撃効かず当たらず暴走→宇宙破壊勝ち ○ 弥勒菩薩:暴走→宇宙破壊勝ち × ユウキ・コスモwithイデオン:異次元空間に移動からのイデオンガン負け ○ 超田弦:暴走→宇宙破壊勝ち × 遊城十代:逃げられて超融合負け ○ 小鴨蓮角:耐えて暴走→宇宙破壊勝ち ○ 火田七瀬:暴走→宇宙破壊勝ち × 当麻進with狭霧紫穂:初期位置では当てられない、塗り替え負け ○ 山本家:暴走→宇宙破壊勝ち 那智武流>碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機>ヴァルバトーゼ vol.131 558格無しさん2021/03/07(日) 23 52 04.66ID 3AwYF2gu 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 威力はエヴァ初号機の左腕を吹き飛ばすゼルエルの光線でも 内部から上に向かって撃っても貫くことができないネルフ本部を同じく内部から起こして丸ごと吹き飛ばすほど。 ゼルエルとやらの光線の射程が短いだけに見えるんだが vol.110 449 :格無しさん:2015/08/14(金) 11 25 36.61 ID 7NV2fT5R テンプレを見ていていくつか気になったキャラへ指摘 (省略) 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機に指摘 主人公スレでは基本的に「参戦主体である主人公の戦闘不能」で決着がつくから 備考欄の暴走状態に切り替わる条件の一つである「意識を失った場合」は 主人公であるシンジが戦闘不能になっているのでいくらエヴァがその後活動できようが 「主人公が戦闘不能・よって負け」になるから削除する必要があるかと 他の条件で暴走する事自体は別に問題ないと思うのでしばらく意見を待って 他に意見がなければ暴走条件にある「意識を失った場合」のみ削除か変更しておく (省略) 566 :格無しさん:2015/08/19(水) 18 17 27.19 ID gWcP3SZK 563 EOEの初号機って量産機に牽引されてるだけじゃないの?自力で飛んでるの? 567 :格無しさん:2015/08/19(水) 19 02 17.30 ID 7D8cPZjN 566 エヴァは碌に見たことがないので自力で飛べるのかはちょっと分からない 563はテンプレを見ただけで分かるルール上無理な部分である 下二行だけ修正したもので他の部分は全く変えていないし そういや戦法に「射程内に入ったら相手に向かって十字架の爆発を起こす」とあるのに その十字架の爆発の射程が書いていないし爆発の起こし方が分からないという問題点があるな あと移動速度が「大きさ相応」とあるけどその大きさが「200m+4200mの羽」では どの生物の大きさ相応にすればいいのか不明なのでこっちも問題か そこら辺をまとめると碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機は 「自力で飛んでいるのか」「十字架の爆発の詳細」「移動速度の詳細」 という三点について回答か修正が必要になる…のか? 679 :格無しさん:2015/08/31(月) 23 23 01.20 ID dAxtNtaX 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機の指摘されたところを修正 エヴァ量産機にあれこれされる前に羽で飛んでたり量産機が力を失って墜落したところでも普通に飛んでたから 間違いなく自力で飛んでいる 688 :格無しさん:2015/09/01(火) 12 44 58.54 ID O4pZkWZ0 (省略) 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 再考察 修正点は移動速度の明記と十字架爆発の詳細追記 初期位置では射程不足だが基礎スペックはそこまで下がっていないので そこまで位置が下がる事はないだろう、前位置であるヴァルバトーゼの上周辺を確認 × 牧村功司:倒した後意識体化して任意全能負け ○ ルーシー(LUCY):ATフィールドでシンジへの接近防いで暴走→宇宙破壊勝ち × ラハール:大次元断負け × ライディーンスペリオール:ライディーンフレアー負け ○ 十六夜咲夜:時間停止で攻撃自体は効かず暴走→宇宙破壊勝ち × 那智武流:一度倒した後は常世で復活するのでそうすると倒す手段がない、世界改変分不利負け ○ ヴァルバトーゼ:攻撃効かず当たらず暴走→宇宙破壊勝ち △ ハルギ:攻撃効かない分け ○ マオ:攻撃効かず当たらず暴走→宇宙破壊勝ち ○ Ω聖衣光牙:攻撃耐えるし移動速度低いので十字架爆発に巻き込めるか勝ち 本来なら十六夜咲夜や那智武流と三すくみで=になるところだが 上記の結果は総当り結果や修正前テンプレでの考察内容と全く変わらないので 考察に大きく影響するような能力変動はなかったと言う事で位置変わらずで 690 :格無しさん:2015/09/01(火) 18 00 43.44 ID d5dFq9Z6 679 量産機にあれこれされる前ってネルフのジオフロント部破壊した直後か? この時の初号機移動してないし、下にも弱いけどATフィールドの羽が出てる(『まごころ』開始直後にATFが強まったら実体化して見えるようになる)からそれが地面に刺さって浮いて見えるだけっぽいぞ それ以降は量産機のATFと共鳴して持ち上げられてる描写と生命の樹と化した以降のテンプレに使えない描写しかないし 691 :格無しさん:2015/09/01(火) 18 19 22.65 ID ZMTtaR9r 横からだけど量産型が墜落した後も飛んでると書いてあるやろ 692 :格無しさん:2015/09/01(火) 18 21 30.42 ID ZMTtaR9r 690 ぽいってなんだ 地面に突き刺さってるのかいないのかどっちなんだ 694 :格無しさん:2015/09/01(火) 18 25 12.82 ID nEfmRI+m 間違えて二回安価してしまった 690 地面に刺さって浮いて見えるだけっぽいぞ そんな描写はどこにもない 生命の樹と化した以降のテンプレに使えない描写しかないし リリスから出てくる際に自由に動けて量産型が地球に墜落した後でも飛んでる描写がはっきりとあると 679でも書いたのに 生命の樹と化した以降の描写が何で使えないってことになるんだ 859 :格無しさん:2011/12/27(火) 01 25 16.75 ID j8pQKURJ 初号機再考しようと思ったけどその前に質問 號with真ゲッタードラゴンって数百億km攻防の攻撃威力であの位置にまで勝ち進んでるの? ミルフィーユ・桜葉の時の凍った宇宙というのはそこに飛ばされたら時間停止されるってこと?それとも名前だけ? 烏山ソラの対妹粒子加速砲の攻撃威力がよくわからない、超次元的防壁を破壊したってどう扱えばいいんだ? 909 :格無しさん:2011/12/28(水) 00 19 49.32 ID DVkCgbG0 誰も 859に答えてくれないから 自分なりにテンプレを考察する シンジwithエヴァ初号機再考 長期戦とかになった結果、暴走状態になって宇宙破壊して勝った場合は 省略して暴走勝ちと表記する ○ダーク・シュナイダー テンプレが長くてわかりにくが要は高威力の不思議攻撃なら勝てるか?なら勝ち ○?ミルフィーユ・桜葉 時の凍った宇宙というのは時間停止されるのか名前だけなのか 時間停止されなかったらアナザースペースに飛ばされても暴走して宇宙ごと破壊して戻ってきてまた宇宙破壊して勝ち ×イズモ・キョウシロウ with ワダツミ・サクヤ with 宇宙型アレキサンダー ディストーションソード負け ○工藤兵吾withナイトウォッチ 爆発勝ち ○號with真ゲッタードラゴン 数百億kmの爆発のシャインスパークに耐えれるけど相手が速過ぎて当たらない、暴走勝ち ○ジークwithサラマンドラ 速過ぎて捉えられないが暴走で勝てる ?烏山ソラ 対妹粒子加速砲の攻撃威力がよくわからない ○メグwith巨大MEGAミックス 10kmもあるってことは6000mくらいからの光速の5840000倍以上の反応か、爆発勝ち ×トモル・オーガン 分子分解負け ○ロック 1kmなら一応こちらが大きいので閉じ込められない、閉じ込められたとしても内部から破壊して中身ごと壊れも大丈夫だろう暴走勝ち ○シャイダー~ギャバン 長距離移動は速くないので爆発に巻き込んで勝ち ○ギンガマン~龍野ツルギwithビクトリーグレイモン でかいけどこっちの攻撃威力高いから爆発勝ちでいける?いけなかったとしても暴走勝ち ○リュウセイ・ダテwithSRX+R-GUNパワード 速過ぎて捉えられないが暴走で勝てる ○?パイロン 大きさがどっちかわからないが擬似太陽が本物の太陽と同じ熱を持ってないなら攻撃に耐え続けてその内暴走して勝てるだろう ○アーサー 宇宙破壊よりも上の威力である爆発勝ち ○王子with塊 こっちに来るのに1秒以上かかるなら反応できる爆発の威力で塊ごと破壊して勝ち ○マクロス 爆発させまくるか暴走勝ち ○or△?ハルギ、坂東 宇宙外生存可能なのはわかるけど宇宙破壊に巻き込まれても無事かどうかがわからない、引き分けか それとも同じ宇宙破壊でもこっちは無傷だし防御力の差で宇宙破壊を連発したら勝てる? 910 :格無しさん:2011/12/28(水) 00 20 17.71 ID DVkCgbG0 ○不知火義一with一条雫 エネルギーの塊のようなものなら不思議攻撃は効くだろう爆発勝ち ○メビウスインフィニティ 反応はかなり上回ってるので爆発を連発し続けていったらいけるか ○?ツワブキ・サンシローwithガイキング 装甲で覆っているのでおそらくデスアイは効かない、暴走して宇宙外追放にして勝ち △ジムwithポケットロケット 自分のプラズマ銃を何mから避けたのかがわからないし射程もわからないので分けとする ○マオ、ヴァルバトーゼ こちらも銃の射程が不明、長距離移動速度も速いということではなさそうだしこっちの距離を保つことができるので最低でも分け よく見たら相手に宇宙外生存可能はついてないのでその内暴走して宇宙外追放にして勝ち、ところで空間切断耐性=空間破壊耐性で良かったんだっけ? ○弥勒菩薩 暴走勝ち ×仮面ライダーBLACK RX 不可視なので侵入されて同化負け ○那智武流 常世送りにされても暴走して常世ごと破壊することで戻ってこれるだろう、戻ったら再び宇宙破壊して宇宙外追放勝ち ○?エレコーゼ 魔法攻撃の完全無効化って不思議攻撃の爆発までも無効化できるか?まあ無効化できないとしてとりあえず勝ちとする ○D 耐性あるので爆発勝ち ×キムボール・キニスンwithドーントレス号 主砲の高温のビーム負け ×スカイラーク 時間停止負け ×ゲッターエンペラー 吸収負け ○孫悟空 攻撃に耐え続けて暴走勝ち ○超田弦 暴走勝ち ×ニック・スタヴリアノス 収縮負け ×エホバ 消滅負け ×コリエル12号 世界作り変え負け ×ゼウス 任意全能負け ×西山下腕彦 任意全能負け もう無理だろう キムボール・キニスンwithドーントレス号>シンジwithエヴァ初号機>D vol.51 490 :格無しさん:2011/07/12(火) 22 55 07.05 ID /4bHIOsB 返信 tw 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 再考察 宇宙破壊級攻防、精神魂攻撃耐性×4 暴走したら宇宙破壊攻撃、精神魂耐性×6 惑星破壊の壁上まで安定して勝てる その上の太陽と真ゲッターに負け、他は分け 恒星の壁から連勝し、ドラえもんに勝ったのでそこから ダイナまで安定して勝てるがDSから負け続けて勝てない ダーク・シュナイダー>碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機>ウルトラマンダイナ 暴走状態で始められないののかい もし始められるなら朝比奈真一の一つ上 500 :格無しさん:2011/07/13(水) 23 38 17.70 ID D4NMUQIP 返信 tw 490 乙 暴走状態で始められないののかい エヴァは暴走した状態ならあるんだが シンジがその状態でもエヴァを操縦してるか不明なんだよな 明らかにエヴァ自身の意思で動いて戦ってるっぽいし わかってるとこまでだと暴走したときはシンジは「エヴァに乗っている」だけということしかわからない だが 「名目上、メインパイロットはシンジだが操縦せずに乗ってるだけ」でも参戦OKなら暴走状態で始められそうだがどうだろう? 主人公の力で戦ってる気がしないから個人的には気はすすまないが 501 :格無しさん:2011/07/14(木) 08 03 24.30 ID B5RI9m6h 返信 tw 500 タイトル由来で主人公がエヴァ自体ならわりと問題なくね? シンジは必須パートナー扱いでw 502 :格無しさん:2011/07/14(木) 10 32 10.00 ID Ul3x9rfV 返信 tw ルール上シンジで主人公確定ならタイトル由来で主人公扱いできない。 vol.3 404 格無しさん sage 2007/08/01(水) 01 25 17 碇シンジwith EVA初号機 考察 ○ウッソ 撲殺勝ち ○ライジンオー 同上 ○醍醐 同上 ×ジューダス 槍負け ○幽助 撲殺勝ち ×ゾフィー 光線負け ×ブレード ボルテッカー負け ×ラーゼフォン 願い負け ジューダス=碇シンジwith EVA初号機>死なずの醍醐
https://w.atwiki.jp/krevol/pages/46.html
No.028 エヴァンゲリオン初号機F型装備 [#v9fa183c] imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (028.jpg) ファミリー リボルテックヤマグチ 作品名 新世紀エヴァンゲリオン2 価格 初回生産分1995円 通常版2415円 発売時期 2007年6月 原型製作 山口勝久 使用ジョイント
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/849.html
新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression part30-33~38・41~43・51~57・61~64・72~76 33 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 49 44 ID ebnc25UT0 軽く用語説明 ●エヴァンゲリオン 使徒と呼ばれる怪獣を倒すために、特務機関ネルフが作り上げた巨大な人型生体兵器。 数機存在するが、素養のある少年少女「チルドレン」にしか動かすことが出来ない。 ●使徒 なぜかネルフ本部を目指して襲ってくる謎の怪獣たち。 一体ずつ大きさも形態も能力もバラバラ。 ATフィールドと呼ばれるバリアを張る能力を持っているので、 同じ能力を持つエヴァンゲリオンによってこのバリアを中和した上でないと倒すことは難しい。 使徒の撃退に失敗した場合は人類が滅びると言われている。 実際、15年前に南極で起こった謎の大爆発の影にも使徒が関わっているらしい。 ●ネルフ 使徒を撃退する事を目的とした国連特務機関。 日本の第三新東京市という都市の地下に本部があり、 使徒が襲来してきた場合にはエヴァンゲリオンを運用して殲滅する。 バックにはある陰謀を持つ秘密結社がいるがこのゲームにはそのへんはあまり関係ない。 34 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 50 59 ID ebnc25UT0 キャラ紹介 主人公 ●碇シンジ 中学二年生の少年。ネルフ司令、碇ゲンドウの一人息子であり エヴァンゲリオン初号機のパイロット「サードチルドレン」である。 幼いころに母をなくし、直後からずっと父に遠ざけられていたせいか どちらかというと内向的で人とうまく関われない性格。 現在はネルフでの上司である葛城ミサトの家に同居している。 ヒロイン ●山岸マユミ このゲームオリジナルのキャラ。シンジの通うクラスに転校してくる。 眼鏡っ娘。黒のロングヘア。一見、典型的なおとなしい読書好き少女。 ●惣流・アスカ・ラングレー エヴァンゲリオン弐号機のパイロット「セカンドチルドレン」。 中学ではシンジの同級生。気性の荒い美少女。 シンジと同じくミサトの家に同居している。 ●綾波レイ エヴァンゲリオン零号機のパイロット「ファーストチルドレン」。 同じくシンジの同級生。神秘的で無口な謎の美少女。 命令に忠実で、感情の起伏をほとんど見せない。 35 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 55 02 ID ebnc25UT0 脇役 ●碇ゲンドウ ネルフ司令。要はネルフで一番偉い人。威圧的な男。 ネルフのバックに居る秘密結社の部下だが、独自の野心を持っており その秘密結社に対して忠実に動いているわけではない。 シンジの父親であるが、十年前に幼いシンジを捨てるように知人に預けた。 ●加持 ネルフの男性職員。情報工作員。 ●ミサト ネルフの幹部。使徒の戦いを指揮している。きさくな29歳の女性。 部下であるシンジとアスカを自分の家に同居させている。 ●トウジ シンジの同級生で友人。直情的でバカだけど気のいい関西弁男。 ●ケンスケ シンジの同級生で友人。お調子者でバカだが明るいオタク。 ●委員長 シンジのクラスのクラス委員長をやっているまじめな少女。通称、委員長。 ●リツコ ネルフの幹部。エヴァンゲリオンの修理や使徒の分析などを指揮する科学者。 クールな30歳の女性。 ●青葉 ネルフのオペレーター。男性。 ●マヤ ネルフのオペレーター。リツコの部下。24歳の女性。 36 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression要約版:2007/04/08(日) 20 56 33 ID ebnc25UT0 選択肢や使徒との戦い方などによって分岐するマルチストーリーなので、 とりあえずメインシナリオと思われる「福音を呼ぶための資格」だけを まず詳しく書いて、それ以外の他のシナリオについてはその後に簡単に触れます。 ただ、詳しく書いてちょっと長くなりすぎたので、まず要約版を。 シンジたちの通うクラスに山岸マユミという女の子が転校してきた。 シンジは少し自分と似たところがある彼女とだんだん仲良くなっていくが、 そんな折に新たな使徒が街を襲ってくる。 一度はエヴァンゲリオンによって倒すことができたかと思われたが、 その後、再びその使徒がこちらの攻撃を受け付けない新たな姿となって現れた。 だがその使徒はマユミを利用した小細工によって無敵状態を保っていたため、 その小細工が破綻した事で、シンジの操縦する初号機は今度こそ使徒を倒すことに成功する。 マユミは、自分と似ているシンジが逃げたい気持ちを抱えながらも 前向きに戦う道を選んでいるという事を知り、 自分もがんばれるかもしれないという希望を持って シンジに見送られながら再び転校していった。 37 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 58 20 ID ebnc25UT0 第X話 福音を呼ぶための資格 EPISODE X Never say die! ネルフ内部、中央にデスク一つしか無い部屋であるにもかかわらず異様に広い一室。 司令である碇ゲンドウの執務室だ。 これまでに出現した使徒たちの映像を切り替えながら、それらの名前を挙げていくゲンドウ。 「第3使徒サキエル、第4使徒シャムシエル、第5使徒ラミエル、第6使徒ガギエル、 第7使徒イスラフェル、第8使徒サンダルフォン、第9使徒マトリエル、 第10使徒サハクィエル、第11使徒イロウル。」 彼の前に立った加持は問いかける。 「予定通りですか?ここまでは。」 「ごく一部の例外を除けばな。」 「人類補完計画、アダム、そしてエヴァ。例外は命取りになりはしませんかね?」 「何事にも、イレギュラーはある。全て修正可能な範囲の出来事だよ……。」 「なら、いいんですがね……。どんな強固なダムも、壊れるのはほんの小さな亀裂からと言いますね」 「それが?」 「司令がもしも、その亀裂をみつけたとしたら?」 その時はどう行動するのか?という加持からの問い。 ゲンドウはそれに答えなかった。 朝、ミサトの家。 シンジがミサトと一緒に朝食をとっていると、脱衣所のカーテンが突然開く。 そこにはバスタオルを体に巻きつけただけの格好で、なにやら怒っているアスカが居た。 シャンプー切れてるから買っといてって言ったでしょ!となじってくるアスカに、 脱衣所に買い置きがあるはずだよ?と困り顔で反論するシンジだが……。 「アンタバカァ!?この私があんな安物使えるわけないでしょ!」 「あ、ごめん……。」 「ごめんじゃないでしょ、ごめんじゃ!謝ればいいと思ってるアンタのその 事なかれ主義の性格、何とかしなさいよね!」 「しょうがないよ……。14年間こうして生きてきたんだから。」 そんな後ろ向きな事を言うシンジに、 「そうやって諦めてるから、何も変わらないの!自分が今の自分自身に満足してる証拠よ!」 と説教を始めるアスカ。波風を立てないように生きてる人間は、いざ波風が立った時に どうしようもなく慌てるだけよ!と説く。 「わかる?わかってる!?バカシンジ!」 と、説教をしめくくってシンジに問うアスカだが、シンジの答えはまた 「ごめん……。」 というものだった。 全く“わかってない”シンジに激昂したアスカがさらに言いつのろうと身を乗り出した瞬間、 その体に巻いていたバスタオルがずり落ちた。アスカは 「キャー!このバカシンジ!」 と言ってシンジの頬をひっぱたき、バスタオルを巻きなおして シンジを睨みつけながら脱衣所に引っ込んでしまう。 38 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 00 26 ID ebnc25UT0 登校したシンジは、下駄箱のところでトウジ・ケンスケ・委員長の三人と会った。 トウジにほっぺたが腫れてる理由を聞かれ、ケンスケは 「まーたアスカと夫婦喧嘩かぁ?」とからかってくる。 そうじゃないよ委員長 →そうじゃないよケンスケ 「そうじゃないよケンスケ、これは……」そう言って説明しようとしたそのとき、 私の素肌を覗き見したから、その罰を受けたのよ!とアスカが会話に割り込んできた。 ホントかシンジ?と確認してくるケンスケに、シンジは →うん、まぁ、結果的には…… ちがうよ、あれは事故だったんだ 「うん、まぁ、結果的には……」と答える。 素直に認めたのは感心するけど罪は罪よ!とさらに責めたてようとするアスカ。 だがトウジとケンスケが「まぁまぁまぁ、二人とも、そのへんで……」と間に入り、 そのまま男三人はその場を離れた。 「ふん!卑怯者!」と憤慨した様子でそれを見送るアスカ。 ケンスケの仕入れた情報では、今日は自分たちのクラスに転校生が来るらしい。 トウジは、使徒が襲ってくるようなこのご時世にわざわざネルフ本部のある この第三新東京市に引っ越して来るなんて酔狂な……と呆れた様子だ。 朝のホームルーム。黒板に「山岸マユミ」と名前を書き、 眼鏡をかけているおとなしそうな転校生の少女が 「短い間だと思いますけど、よろしくお願いします。」 と挨拶をした。 →転校生かぁ いい天気だなぁ アスカ、まだ怒っているのかなぁ シンジは(転校生かぁ……)と、席についたその女の子の方を見た。 その時にたまたまその子も後ろに振り向いたため、少し目が合う。 その頃、ネルフ本部の観測システムは、異常な反応をキャッチしていた。 使徒とも断定できないようなごく小さな反応が地下で観測されていたのだが、 一瞬だけ使徒を示す反応となって、次の瞬間にはかき消えたのだ。 先週からこんなことが三度も続いている。一体……?と考え込むミサトに対して リツコは「私たちを試しているのかもね」という言葉を投げかける。 使徒にそんな知恵なんてあるの?と疑わしく思うミサトだが、 生存本能と闘争本能のせめぎあいが使徒に戦術という知恵を身に付けさせても おかしくはない、とリツコは言うのだった。 「見えない敵、か……。」 そうつぶやいて考え込むミサト。 41 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 03 20 ID ebnc25UT0 中学校の、体育の授業。 男子は屋外でバスケットをやらされている。 トウジ・ケンスケ・シンジはグラウンドの端で休憩していた。 ケンスケは、文化発表会が近づいてるけど、どうする?と聞いてくる。 トウジは「んなめんどくさいもん、女子にでもまかしとけばええがな。」 などと言ってあまり乗り気ではないようだったが、ケンスケが父兄の参観もあり、 つまりはミサトも見に来るということを指摘してやると 「そりゃきばらなあかんな!」と、がぜんやる気を出し始めた。 トウジとケンスケはミサトのファンなのだ。 そんな会話を聞きながらもぼーっとしていたシンジは、 女子が水泳をやっているプールの方になんとはなしに目をやり、 アスカを見る 転校生を見る 委員長を見る →誰も見ない しかし特に誰かをじっと見たりはせずにまた視線を落とした。 午前の授業は終わって、昼休み。シンジは →たまには図書館に行ってみようかな 教室でボーっとしていようかな アスカに、今朝のことを謝ろうかな ネルフ本部に行ってみようかな たまには図書館にでも行ってみようと思いたち、教室を出た。 42 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 05 13 ID ebnc25UT0 図書館で、たくさん並んだ書架の間をうろついているシンジ。 そのとき、本を読みながら歩いていた女の子とぶつかってしまった。 その子はたくさんの本を抱えて歩いていたので、本が散らばってしまう。 「ご、ごめんなさい!」 「大丈夫?」 「ええ……あなたは?」 「僕は平気だけど。」 「良かった……。本当にごめんなさい。私、ボーッとしてて……」 と謝る彼女を見てシンジは 「あれ、君は?」と相手が転校生、山岸マユミである事に気づく。 「えっ? あっ、確か、同じクラスの……」 「碇シンジ。」 「碇シンジ君……。」 教室に戻る →本を拾うのを手伝う シンジは本を拾うのを手伝う事にする。 マユミは「あっ、いいんですよ。私のせいですから」と言うが、 散らばった本が多かったので一人で拾うのは大変そうだと思ったのだ。 「ごめんなさい……本当に……」と恐縮するマユミに シンジが「いいよ、そんなに謝らなくても。」と言うと、 マユミは「ご、ごめんなさい!」とまた謝ってしまった。 本を拾いながら、シンジは →これだけの本、一人で読むの? きれいな手だね 「これだけの本、一人で読むの?」とマユミに聞いてみる。 「はい、本が好きなんです。だって……」 そこから先は言わないマユミに、「だって?」と促すと、 「いえ。なんでもありません。」と口ごもってしまった。 本を拾い終わると、マユミから「本当に、すいませんでした」と言われる。 「また謝ってる」とシンジが微笑むと、 マユミも「すみません、何だか、謝るの、クセみたいで。」と笑みを返す。 和やかな空気が流れる中、「それじゃ……」「うん」と二人は別れた。 43 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 06 49 ID ebnc25UT0 その日の放課後、ネルフ本部発令所は緊迫したムードに包まれた。 ついに使徒がその姿を現したのだ。 発令所のディスプレイに映るのは、水平に浮遊する黒い円盤が互いに間を置いて上下に重なりあい 全体として提灯型をかたちづくっているという、正体不明の存在である使徒にふさわしいとも言える わけのわからない巨大な物体だった。 今までこそこそとしていたのに急に姿を現した理由についてミサトやリツコは考え込む。 既に情報を十分に集めたと判断したのか?それとも、より具体的な情報を集めようとしているのか? ともあれ、ネルフのやるべき事は使徒の迎撃。ミサトからパイロットたちに出撃命令を下った。 フォーメーションをどうするのかレイに問われたミサトはしばし考え込む。 シンジは、 綾波を見る アスカを見る →じっとミサトの目を見る 初号機の操縦席のディスプレイに映るミサトの思案顔の、その目をじっと見つめた。 まもなく、ミサトはシンジの乗る初号機の単独出撃を命じる。 弐号機での活躍に執着するアスカは不満めいた声を上げるが、 ミサトは敵の能力が不明なので、念のために零号機と弐号機は本部に残すと決定したのだ。 「いいわね?シンジくん。」 「自信は無いけど……。やってみます。」 「いい返事だわ。」 そして、地下のネルフ本部から使徒の居る地上へと初号機が射出される。 51 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 24 29 ID RX6Rv+o40 初号機が地上の発進口から進み出ると、既に使徒は近くまで来ていた。 とりあえずさらに接近して攻撃してみる事にする初号機。 だが、どうも調子が悪く攻撃がことごとく外れてしまう。 さらに使徒からの反撃も食らい、苦戦する。 その時初号機操縦席のディスプレイに突然赤い文字が流れ始めた。 《警告》《民間人を戦闘エリア内に確認》 民間人のシェルターへの避難が完了していなかったようだ。 そして表示されたウインドウの中には、見覚えのある少女が映し出されていた。 「あれは、僕たちのクラスの!」 その少女は転校生、山岸マユミだった。とっさに彼女を守るように初号機を動かすシンジ。 ミサトも民間人の救出を優先し、初号機に救出命令を出す。 その命令に従い無事にマユミを安全な場所へと移動させ、その後に使徒との戦闘を再開した。 今度は先ほどとは違って上手く戦い、使徒に攻撃を当てていく。 そして何発目かの攻撃が使徒に届いた瞬間。使徒の積み重なった円盤のような体は崩れ、消失した。 エヴァンゲリオンから降りて集合したパイロットたちに、ミサトはねぎらいの言葉をかける。 「よくやってくれたわ。とりあえず一件落着と行きたいところだけど……」 「だけど……って、まだ何かあんの?」 アスカの疑問にミサトは、零号機だけは警戒待機命令が解除されていないと答える。 使徒はもうやっつけちゃったのに?と不審げなアスカだが、司令じきじきの命令らしい。 アスカは「ふーん、ファーストも大変ね。ま、私たちには関係ないことだけど」と レイに皮肉げに話しかけるが、レイは視線も合わせず「そうね」と呟くのみで そんな皮肉など気にもかけていない様子だ。 「あの、僕は?」 「シンジ君も明日からは、また学校に戻っていいわ。」 僕も本部に残ります →わかりました じゃあ綾波、頑張って シンジは素直に「わかりました」と答え、また普段どおり学校に行く事にした。 「あーあ、なんだか拍子抜けね。使徒も意外にあっけなかったし。」 と伸びをするアスカだが、ミサトの顔はあまり晴れない。 アスカの言うように使徒があっけなさすぎたことが少し気になっているようだ。 52 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 25 17 ID RX6Rv+o40 その晩、シンジは自分の部屋のベッドの上でポータブルプレイヤーで音楽を聴いていた。 (何でだろう。目が冴えて、眠れないや。何でだろう……) →今日の戦いが忘れられないのかな 綾波のことが気になるのかな アスカのことが気になるのかな (今日の戦いの事が気になるのかな……。違う。そんなんじゃない。僕はただ……) 朝にアスカに言われた言葉が思いかえされる。 『そうやって諦めてるから、何も変わらないの!自分が今の自分自身に満足してる証拠よ!』 (僕は、本当に今の自分自身に満足しているのかな……) 『ごめんじゃないでしょ、ごめんじゃ!謝ればいいと思ってるあんたのその 事なかれ主義の性格、何とかしなさいよね!』) 図書館で何度も謝っていたマユミの姿も浮かんでくる。 『本当にごめんなさい。私、ボーッとしてて……』 (あの子……僕に似ているのかもしれない……。) (自分が悪いと思うから、謝ってるだけだ。それなのに、なんでアスカは怒るんだろう……?) 自信の無い男が嫌いなのかな 怒り返さないのがいけないのかな →本気で謝っていないと思っているのかな (本気で謝っていないと、思っているのかな……。違う。僕はいつだって本気で謝っている。 だって、誰かが謝らなきゃ周りが嫌な空気になっちゃうじゃないか。だから……) そこまで考えて、シンジはふと気づいた。自分は、自分自身や周りの事を気にして謝っていて、 相手の事を思って謝っているわけではないと言う事に。 自分に自信が無くて周りの事が気になるから、つい反射的に謝っているだけなのかもしれない。 (人のために素直に謝りたい。そのためにはまず、自分に自信を持ちたい。 もっと強い自分になりたい。こんな僕にでも、何かできることがあるはずだから……) 昼間の戦闘でとっさにマユミを助けたのも、そんな気持ちからだったのかな?とも思えてくる。 (僕は、強くなりたいのかもしれない。自分の好きな自分になれるくらい……) 53 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 26 28 ID RX6Rv+o40 次の日の朝。レイが待機任務についている事を思い出したシンジは、 自分もネルフ本部に行ってみる事にした。 しかし、ネルフ本部で出会ったリツコに 「任務が無いときにはちゃんと学校に行くのも仕事のうちよ。」 と諭され、結局学校へ向かう事にする。 ネルフ本部から学校へと向かう道。 シンジは本屋から出てきたマユミとばったり出会い、一緒に登校する事にした。 マユミは昨日図書館で借りてきた本は全部読んでしまったと話す。 →本が好きなんだね 時間があっていいね 「本が好きなんだね。」 「だって、いろんな事を教えてくれるから。あの、碇くんは、本を読んだりしないんですか?」 あまり読まないなぁ →よく読むよ その問いに「うん、よく読むよ。」とシンジが答えると、 マユミはうれしそうに「良かった。」と微笑んだ。 同じ趣味の人が居ると思うだけでなんだか楽しくなってくると言う。 そんな談笑をしながら歩いていた二人だが、突然マユミは体内に異様な感覚を覚え 下腹部を押さえて立ち止まった。 (私が私じゃないみたい……何これ。何なの?) しかしシンジに「どうしたの?大丈夫?」と聞かれると 「あ、いえ。何でもない」と答えた。実際、その感覚は一瞬だけだったのだ。 そしてまた何事もなかったかのように二人で学校へと歩き出した。 その日の昼休み、シンジはケンスケやトウジと三人で 自分たちが文化発表会で何の出し物をやるのかを相談し、 結局三人でバンド演奏をするという事に決めた。 しかし、ケンスケは 「男だけのバンドなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなものだよ。」 と言って、ボーカルに女の子を入れるべきだと言い張る。 トウジは「わしは男らしいバンドにしたい!」と反論するが、 「美人でいかすかわいこちゃんのボーカルはメジャーを目指すための必須条件だ!」 と妙な事を言うケンスケに言いくるめられてしまった。 しかもケンスケは、ボーカルの選択をシンジに一任してしまう。 「心当たりの一人や二人、いるだろ?」と聞いてくるケンスケ。 →転校生に頼んでみようかな アスカに頼んでみようかな 委員長に頼んでみようかな ちょっと戸惑ったが、シンジはダメで元々で山岸マユミに頼んでみる事にする。 54 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 27 43 ID RX6Rv+o40 図書館にいたマユミを見つけ、膝をついて頼み込んでいるケンスケとトウジ。 「頼んます!」 「その美貌を見込んで!」 しかしマユミは「私より綺麗なひとなんていっぱいいるのに……」と困惑し、 あまり乗り気ではないようだ。 トウジに「お前も何か言うたれや!」と促されたシンジは、 とにかく、頼むよ →無理にとは言わないけど 君ならできるさ 押し付けるのは良くないと思い、 「無理に、とは言わないけど……」となるべく控えめな頼み方をする。 それが逆に好印象だったのか、マユミは「恥ずかしいですけど……私でよければ。」と答え ボーカルを引き受けてくれることになった。 放課後、音楽室でバンドの練習をする四人。 ためしにマユミに歌わせてみると、期待以上に綺麗な歌声だったので トウジやケンスケはこれはいける!と盛り上がっている。 マユミも「人前で歌うのって照れくさいですね。」と言っているが ほめられてうれしそうだ。 そこに、音楽室のドアが開いてギターを背負った青葉が現れた。 「よっ、やってるな」と呼びかけられ、「青葉さん!どうしてここに?」と驚くシンジ。 「ミサトさんに頼まれてね。シンジ君たちにギターテクを仕込んでやってくれって。」 それを聞いたトウジとケンスケは、「さすがミサトさんや!」とか、 「これで完璧だ!」などと騒いでさらに浮かれるが、 「でもギターの練習をするのはトウジなんだよ?」とシンジが一応指摘する。 青葉も「オレの特訓は、きびしいぜ~!」と笑いながら釘を刺した。 「ひゃあ、一つ、お手柔らかにたのんます~!」とちょっと逃げ腰になっているトウジ。 そして青葉によるギター特訓もまじえ、みんなでの楽器や歌の練習が続いた。 55 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 28 40 ID RX6Rv+o40 ある晩。 ベッドで寝ているマユミは、自分の心が映し出されるような奇妙な夢を見ていた。 夢の中には、誰もいない電車の座席で一人ぽつんと座って本を読んでいる自分がいる。 (私が居る……。) (本が好き。本の中には、下品な男の人も居ないし、 勝手にあちら側からこちら側にやってくる、無神経な人もいないから。) (家の中が好き。期待した以上の事も起きないけど、それより悪い事も起きないから。 自分で思ったとおりの事ができる。 私をほめてくれる人はいないけど、私を笑う人もいない。) (めんどうくさいから、しゃべるのは、嫌い。 どんなに言葉を重ねても、本当の私の事を理解してくれる人はいないから。) (でも、喋らないから、勝手に私がこうだと思い込む。おとなしい子だと勘違いする。 嫌い。そんな人は大嫌い。 自分の勝手なイメージを人に押し付ける、そんな人ばかりだから。) ふと気づくと、夢の中の自分が座っている座席の向かい側の席に、シンジが座っていた。 (碇くん。彼みたいな人は今までいなかったけど。 だけど期待はしない。 何度も裏切られたから。 みんな私を裏切るの。 裏切らないのは、私が好きな本だけ。) マユミのトラウマの映像が断片的に浮かび上がる。 幼いマユミ。 床にぐったりと倒れている女性。 包丁を持っている、背広を着た男性らしき手。 いつのまにかシンジの姿は消えて、電車の中に居るのは本を読んでいるマユミ一人になっている。 (でも、私、泣いているの?) 56 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 31 34 ID RX6Rv+o40 とうとう文化発表会当日。 「いよいよやな!」 「ああ。準備は完璧だし、後は出番を待つだけさ。なっ、シンジ。」 「うん。頑張ろうね。」 「あっ……はい!」 そう四人が話していると、突然外から爆発音がした。 「何や!?事故かいな!」とあわてて男三人は窓へと駆け寄る。 マユミはその陰で、突然腹部に苦痛を感じてうずくまってしまっていた。 そのとき、アナウンスの声が響く。 『ただいま、第三新東京市全域に緊急避難命令が発令されました。 市民の皆様は速やかに規定のシェルターに避難してください。 繰り返します……』 避難命令。すなわち、使徒が現れたということだ。 アスカが教室に飛び込んでくる。 「シンジ、行くわよ!」 「うん!」 シンジはアスカとともに、エヴァンゲリオンで出撃するためにネルフへと向かう。 トウジとケンスケは声援で見送った。 「頼んだで、シンジ!」 「エヴァの活躍、見せてくれよな!」 ネルフ本部の発令所。 指揮しているミサトに、民間人の退避がまだ完了していないと報告が入る。 前触れもなく突然市街地に使徒が現れたために混乱しているのだ。 ミサトは到着したシンジとアスカに、既に出撃している零号機とともに まずは使徒を誘導して市街地から引き離すようにと指示した。 「エヴァ初号機および弐号機、発進準備!」 発進準備が進む中、アスカの弐号機からシンジの初号機へと通信が入る。 「わかってるわよね、シンジ。 あんたやファーストにうろちょろされると、私の戦いのジャマなの。 戦いは常に無駄なく美しく! 私に任せておけば、使徒の一体や二体、簡単に倒してみせるわ」 と言って、自分の弐号機に任せろと言ってきた。 →無茶な事言うなよ そんな事言っても シンジは「無茶なこと言うなよ」とたしなめるが、 アスカは「ふんっ!だったら、アンタ一人でやってみる?」と不満げだ。 「そんな場合じゃないのに……」と困惑するシンジ。 本部から初号機と弐号機が出撃し、使徒へと接近すると 使徒は突然、ウニのような殻をビルとビルとの間に張って、沈黙した。 状況をつかめず混乱するパイロットたちに、 使徒の行動が予測できないために各自その場で命令があるまで待機するように、との ミサトからの命令が下る。 そしてしばらく待機した後、ついに使徒に動きが現れた。 ネルフのオペレーターは「使徒の質量が増加していきます!」と驚きの声を上げる。 物理法則に反しているそんな異常な現象とともに、殻状のものの中から、 今までとまったく違う新たな形態となって使徒が姿を現した。 「考えられる事は一つね。成長しているのよ。 蝶が幼虫からサナギ、サナギから成虫へと変わるように。」 と分析をするリツコ。 これまでの使徒も自己修復機能や相手や環境に適応する能力を持っていたことから、 その延長線上の能力と考えればありえない事では無いと言う。 「だとしたら……?」とミサトがつぶやいた言葉に、 リツコは「おそらく、エヴァの攻撃法に対抗する能力を身に付けているはず」と続けた。 57 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 37 35 ID RX6Rv+o40 初号機のシンジと弐号機のアスカに、すでに使徒と交戦を始めたレイの零号機の 援護へと向かうようにミサトからの指示が下る。 変形した目標の新たな能力に気をつけて、と言い添えたミサトに、 「どうせ見かけだけよ!恐れる事はないわ!」と勇ましい言葉を放つアスカ。 シンジは零号機を支援する戦法を考える。 →遠距離攻撃を仕掛けよう 直接、近距離で戦おう 「遠距離攻撃を仕掛けよう、アスカ。」 「ま、セオリー通りよねっ。」 「行くよっ!」 遠距離からの攻撃を的確に当てて使徒を圧倒するシンジ。 しかし、いくら攻撃を繰り返しても使徒に弱った様子は見られ無い。 しばらくして、使徒を解析していたマヤから報告が届く。 「気をつけてください!目標を示す測定数値のうちのいくつかが、ゼロを示しています!」 「どういうこと!?」と聞き返すアスカに、 「つまり、あなたたちの目の前にいる敵は、実体であり、実体でないと言うことなの」 とミサトが説明する。 「何よそれ?じゃあ私たち、幻と戦ってるっていうの?」 焦るアスカに、レイから冷静な声が届く。 「でも、攻撃は本物だわ」 「うるさいわね、優等生!そんな事分かってるわよ!」 とりあえず、なんとか本部での分析を急ぐので、それまでは敵の攻撃を避けつつ 遠距離からの牽制を基本に、という方針が決まる。 しかし使徒がエヴァンゲリオンのほうへと近づいてきてしまった。 アスカは、自分がオトリになるので初号機と零号機が後方から 使徒にライフルを思いっきりぶちこめ、とシンジやレイに作戦を伝えてくる。 「でも、危ないよ?」 「だからよ。たまには信用してみるわよ。シンジ。裏切ったら承知しないから!」 「わかった……」 アスカの作戦に乗ったシンジは、アスカに向かった使徒の後方に攻撃を直撃させた。 しかし……。 「駄目です!目標へのダメージ、認められず!」とマヤは報告する。 やはり実体の無い使徒相手では攻撃の意味がないようだ。 その時、青葉から「目標が移動を開始しました!」と言う報告が入る。 しかも、その方向はシンジたちの通う学校だ。 トウジやケンスケ、マユミを始め、学校の生徒たちは 使徒が近くに居たためにまだ避難できずに校舎の中に残っていた。 「僕たちを、盾にしているんだ……」 「汚い手ぇ使いよるで!」 と窓から使徒を見ているケンスケやトウジの後ろで、 使徒と連動するかのように苦しみが起こる腹部を押さえてうずくまっていたマユミは、 (私の中に……何か……いる……) と気づき始めていた。 61 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 04 19 ID m0VYQWxg0 学校のみんなを守るために自由に戦えず、使徒の攻撃にさらされるシンジ。 一際激しい攻撃を受けたとき、コクピットのディスプレイに警告文が映し出される。 《警告》《LCL浄化装置損傷》《浄化ユニット交換を要す》 エヴァンゲリオンのコクピットにはLCLという液体が充満されていて 戦闘中はパイロットはそのLCLを呼吸している。 この浄化がうまくいかないと長時間の活動は不可能だ。 ミサトからは、零号機と弐号機が敵を食い止めている間に、 LCL浄化ユニットの交換を受けるようにと指示される。 使徒を二人に任せてしまうということに少し逡巡するシンジだが、 「早く修理を受けなさいよ、シンジ!そんなガタのきた初号機で戦われても こっちが迷惑なんだから!」 というアスカの声に後押しされて、ミサトの指示に従って初号機を戦場から一時離脱させ、 作業用トレーラーでのユニット交換作業を受けることにする。 路上に止められたトレーラーでのコクピット修理作業が行われている間、 その脇に座って「早くしないと綾波とアスカが……」と焦っているシンジ。 と、そこにマユミが現れた。 「碇くん……」 「えっ?どうしてこんなところに!早くシェルターに行かないと、危ないじゃないか!」 驚くシンジだが、マユミは突然懇願するようにおかしな事を言い出す。 「お願い!私を殺して!お願いだから!」 「な、何言ってるんだよ?こんな時に、どうしてそんな事」 「わかるの……。私の中に、あの怪物がいる。あの怪物の魂が宿ってる」 前回の使徒との戦いの次の日、腹部に感じていた違和感。 心の中を掘り返されるような奇妙な夢。 そして、今日使徒が再び現れたとたん、また下腹部の強い苦痛と存在感となって疼きだした。 さらにその疼きが使徒とエヴァンゲリオンとの戦いに連動するかのように 変化しているという事に、マユミは気づいたのだった。 「そんな……?」 「わかるの!わかるのよ!だから殺して!早く私を!」 →そんなことできないよ そんなこと信じられないよ その言葉を信じたのかそうでないのか、 「そんなこと、できるわけないだろ?」とだけシンジは言った。 が、マユミは訴えかけるかのように続ける。 「だって私、嫌いだから!人に迷惑をかけるのも、かけられるのも! 勝手に心を覗かれるのも、覗かれるのもそんなの嫌だから! そんな自分も、嫌だから。このままじゃ……もっともっと自分が嫌になるから……」 言い終える頃には、マユミは泣きながら顔を覆って、しゃがみこんでしまっていた。 そんなマユミに、しばらくしてからシンジは「でも、駄目だよ」と穏やかに話しかける。 その声に不思議そうに顔をあげたマユミに、さらにシンジは 「だって、死んじゃったら、好きも嫌いも、ないじゃないか」と言って笑みを見せた。 修理が完了したという作業員の声を聞き、マユミに 「早くシェルターへ。あいつは、僕が必ず倒して見せるから」と告げる。 「行くの?」 「だって、やるしかないから。」 「えっ?」 「僕には、エヴァに乗る事しかないんだから。やるよ。」 62 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 05 29 ID m0VYQWxg0 戦線に復帰したシンジ。ミサトによると、学校に居た生徒たちの避難も完了したらしい。 「遅いわよ、バカシンジ!」 「ごめん!……でも、どうすれば、奴を倒せるんだ……?」 零号機や弐号機の損傷はほぼ限界。対して、使徒にはダメージを受けた様子は認められない。 とうとうミサトは、残念ながら一旦撤退して体勢を立て直す、という命令を出そうとする。 だがその矢先、零号機や弐号機と戦っていた使徒が方向転換して初号機の方へとゆっくり向かってきた。 初号機を身構えさせるシンジ……そのとき、初号機の視界の端に、高いビルの屋上に立つ人影が映った。 「えっ!?まだ、避難していなかったのか!?」 それは、先ほど会話を交わした山岸マユミ。 しかも、彼女は屋上の手すりの外側に立っていた。 (嫌なの。人の心を覗くのも。覗かれるのも。 勝手に心の中に入り込まれて、私の中に入り込まれて。) マユミは思いつめたように遠い地面を見つめる。 (嫌なの。……嫌だと思う、自分も嫌なの……。) そのまま、マユミは前に倒れこむように空中へと身を投げた。 63 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 06 25 ID m0VYQWxg0 間一髪。 シンジは、初号機によって空中でマユミを受け止める事に成功した。 「なんてことするんだよ……」 と、初号機の手のひらの上でうつぶせで倒れているマユミに語りかけるシンジ。 意識を失っているのかマユミの反応は無いが、彼女を戦場から離れた道路へとそっと寝せて、 シンジは半ば独り言のように続けた。 「死ぬなんてさ。なんてことするんだよ。だってさ。なんでだよ。 生きていたくても、それができなかった人も大勢居るのに。何で自分で死ぬのさ。 逃げたくても逃げられない、逃げないように自分に言い聞かせている、 そんなやつだって、居るのにさ。 もしかしたら、明日は今日よりもいい日かもしれない。悪い日かもしれない。 でもさ、明日っていつまでたっても無くならないだろ。 生きていれば、明日はいつも明日なんだからさ。」 使徒はいよいよ初号機へと狙いを絞り始めた。ミサトが警告する。 「来るわ、シンジくん!」 「くっ……!だからさ。だから! 逃げちゃ駄目なんだ!」 初号機が使徒へと向かいなおしたその時、 ネルフのオペレーターたちから新たな報告が入る。 「エリア内に、新たな反応を確認!パターン青……使徒です!」 まさか、新しい敵!?とミサトが聞き返すが、オペレーターはそれを否定する。 「いいえ、反応は現在の目標と同一座標上です!」 「姿は一つなのに、反応は二つって事?」 そして、その新たな反応はすぐに消えた。 困惑するミサトに対し、リツコは「もしかしたら……」と、 マユミをモニターに表示させて、前回の使徒の戦いの際に初号機に助けられた 同じ子であることを確認すると、仮説を話し始める。 「あの子の体の中に隠していたんじゃ、自らのコアを危険にさらすと判断した。 潜ませておいたコアを、ようやく本来の肉体に戻したのね。 だから一瞬、反応が二つになった。 今までのシンジくんたちが戦っていたのは、使徒の影武者のようなものよ。 本当の本体、すなわちコアを人の体の中に隠し、弱点を無くしていた。」 使徒は前回の戦いでの経験に基づいてエヴァンゲリオンに対抗できるように進化した。 あの戦いのさなかに初号機がマユミを助けたのを見た使徒は、 マユミの体に隠せば安全だと判断したのかも知れない。 そして、マユミが自殺を図ると言う想定外の出来事に遭遇してその判断を撤回したのかも……。 「理屈はどうでもいいわ。コアが使徒の体に戻った。つまり……」 と確認するように言うミサトに、リツコが答える。 「倒せない相手じゃなくなった……ということね。」 それを聞いて「行けるわ。」とつぶやくミサト。 使徒と対峙する初号機。戦闘を再開する。 今までと違い、こちら側の攻撃が使徒に当たると確実にダメージが通っている様子だ。 そして何発目かの攻撃が使徒に届いた時、爆発に飲み込まれるように使徒は消滅した。 ネルフに喜びのどよめきが広がる。 「やれやれね……。」 ミサトは安心したようにつぶやいた。 その頃、路上で気絶していたマユミも意識を取り戻し、自分が生きている事に気づいた。 「う……んっ……私……ここに、いる……。」 64 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 07 52 ID m0VYQWxg0 ネルフ、司令の執務室。 碇ゲンドウがデスクに座り、どこかへと電話をしている。 「……そうだ……わかっている……そのように処理してくれ。」 ゲンドウが電話を終えると、デスクの前に立っていた加持が 飄々とした笑みを浮かべながら話しかける。 「なるほど、そういうことですか、司令。」 「今回の使徒は存在しなかった。大規模な実践演習。関係各省にはそのように伝えてある。 後は、出張中の冬月が上手くやってくれるだろう。」 と、表情も変えずに「例外」な使徒の隠蔽工作をしたことを認めるゲンドウ。 「また一つ、真実が闇に葬られると言う寸法ですね。」 「所詮、その程度の価値しかないのだよ。真実などと言う物にはな……。」 学校の教室では、使徒の襲来によって文化発表会が中止になってしまった事を 面白くなさそうにトウジとケンスケが話している。 「そういや、あの転校生どないしたんや?」 「また転校したそうだよ。」 もともとマユミの父親が国連の技術者で、技術交換のための短期的な滞在だったらしい。 「ま、こんな街、長居せんほうがええんやろうなぁ」 駅。シンジは、マユミの見送りに来ていた。 マユミの乗る予定の特急が到着し、乗降口の扉が開く。 「本当にごめんなさい。わざわざ見送りに来させてしまって。」 「また、謝ってるんだね。」 「私たち……似ているのかもしれませんね。」 「そうだね。」 「でも……」 「え?」 「似てるから、思ったんです。 私もシンジくんみたいに、がんばれるかもしれないって。」 「今、『シンジくん』って名前で呼んでくれたね。」 「あ……ごめんなさい。」 「ほら、また。」 「あ。」 微笑みあう二人。マユミは車両の乗降口に乗り込む。 「また、会えるといいですね。」 「会えるよ。生きていれば。」 「そうですね。」 扉が閉まった。車両が動き出す。 マユミは眼鏡を外して、扉のガラスごしにシンジに手を振る。 それが見えなくなっても、シンジはその特急が行ってしまった方を見つめていた。 「そうだね。また、きっと、会えるよ。」 第X話 福音を呼ぶための資格 完 72 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 31 27 ID m0VYQWxg0 以下、その他のシナリオです。 アスカとのエンディングを迎える「想い、それぞれの胸に」と レイとのエンディングを迎える「レイ、魂の隙間」はちょっと詳しく書きましたが 他は9つはかんたんな概要程度です。 73 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 33 23 ID m0VYQWxg0 第X話 想い、それぞれの胸に EPISODE X Maids should be seen and not heard. 使徒との最初の戦闘で、シンジはアスカと二人で出撃して優勢に戦う。 しかし、使徒が円板状の体を飛ばし、初号機の背中に接続された電源ケーブルを切断してしまった。 初号機は内蔵バッテリーによる駆動となってしまい、時間制限付きの戦いとなるが、 なんとか電源の続くうちに使徒に勝利することができた。 次の日の登校の途中、アスカは自分の知性を知らしめるために文化発表会で何かをやると言い出した。 しかも、あんたも手伝いなさい、と言いつけてくる。シンジはその押しに流されて手伝いを了承した。 放課後にトウジやケンスケにバンドに誘われるシンジだが、 アスカが「おあいにくさま。シンジは私の出し物を手伝う事になってんの」 と割って入ってきたため、トウジやケンスケに謝ってアスカに協力する事になってしまう。 家に帰って二人で話し合った結果、お菓子を作るという事になったが いざ作ってみるとアスカはこういうことはあまり得意ではないらしく 果物の皮をむくナイフの手つきは危なっかしい。 「もっと切れ味のいいものを使った方がいい、切れない刃物だと怪我をするよ」 などとシンジが助言するが、ついにアスカは 「あー、もうやめやめ!お菓子作りなんて私の性に合わないわ!」と作業を放棄してしまった。 後日。 使徒が再襲来し、エヴァンゲリオンに対抗するための成長を遂げる。 最初の戦いでの電源ケーブルを切断した攻撃が効果的だったと言う判断を下したのか、 使徒はATフィールドを応用して作った「刃」のようなものを獲得していた。 非常に切れ味の鋭い使徒の刃に苦戦するシンジたち。 シンジは、料理をしていた時のアスカとの会話をふと思い出す。 『切れない刃物だと……』 切れ味が鋭いことが脅威であるなら、切れない刃物にしてしまえばいい。 シンジはとっさの判断で、使徒が初号機に刃で攻撃してきたときに 初号機の両手で刃を挟んで止めた。真剣白刃取りの格好だ。 さらにその上で、初号機のATフィールドを手のひらに集中して展開。 ATフィールドでできた使徒の刃は初号機のATフィールドに中和・侵食され、その切れ味を失ってしまう。 最大の武器を失った使徒は無力であり、そのままエヴァンゲリオンによって殲滅された。 次の日、学校には女生徒達の前で芝居がかった様子で戦いの様子を語るアスカの姿があった。 「……てなわけで、私を愛するあまり無理に無理を重ねて戦うシンジ君! これぞ男の鑑!それとも私の美貌が罪なのかしら!?」 シンジの活躍を見てアスカもシンジを見直したのか……と思われたがそうでもなかった。 「でも、でも、私には加持さんという、心に決めた人が居るの!ああ、ごめんねシンジ君!」 と、やはり芝居がかった身振りをまじえて熱演するアスカ。 女生徒からは「かわいそー、碇くん」「でもしょうがないわよねー」 「横恋慕は辛いわねー」などと言う声が聞こえてくる。 こうしてシンジはアスカが大袈裟に勝手な事を吹聴したせいで、 クラスの女生徒たちから憐憫の目で見られることになってしまうのだった。 74 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 34 19 ID m0VYQWxg0 第X話 レイ、魂の隙間 EPISODE X Sight of Her Back 朝の学校の下駄箱のところでアスカに責められていた最中、シンジは なぜか朝なのに学校から帰っていくレイを見かける。 どうやらネルフに向かうらしい。 なんとなく気になってしまったシンジは、その日の昼休みにネルフ本部に行ってみる事にした。 ネルフ本部に着くなり、ばったりとエレベーターで父親であるゲンドウに会ってしまい、 「なぜここに居る?学校に戻れ」と威圧的に言われてへこむシンジ。 なんとか気を取り直してレイが待機している部屋まで来たが、 シンジが父親に言われた事を話すと、レイは「私もそう思うわ」と言う。 シンジがここに居るべきではないと考えているかのようだ。 「でも……。でも僕は……綾波のことが心配で。」 思わずシンジがそう言っても、 「そう……。でも大丈夫よ。私は大丈夫だから。」 との言葉が返ってきただけだった。 使徒が現れ、最初の戦闘が終わった後。 ミサトから、レイだけが待機任務につきシンジとアスカは明日から学校に行っていいと言われるが、 レイの事が気になるシンジは「それなら僕もネルフ本部に残ります」とミサトに申し出た。 ミサトは少し考えてから、シンジを準待機任務扱いとする。 翌日。準待機任務ということでネルフ本部に行ったシンジは、 ミサトや加持やリツコと少し話をした後、レイのところへ向かう。 待機任務は自分だけで十分だから碇くんは学校に行って、と言うレイだが、 「いいんだ、このままで」とそれを断って、レイと一緒に居る事を選んだ。 その後レイと食事をしにネルフ本部の展望台に行く。 しかしレイは飲み物ひとつを飲んでいるだけで、他には何も食べていない。 「あのさ……。」 「何?」 「あの……あんまり食べないんだね。」 「お腹、空かないから。」 「それだと、体を壊すよ。」 レイの事を気遣うシンジの言葉。しかしレイはやはり 「昔からそうだから。」 と、一言そっけない返事をするだけだ。 その後、使徒が再び現れたがシンジとレイが二人で出撃。こんどこそ完全に使徒を撃破する。 またレイと一緒に展望台で食事を取っているシンジ。 レイが取ってきたトレイの上には、今度は飲み物の他にサンドイッチなどの食べ物も乗っている。 自分のこの間の忠告をレイが受け入れてくれたのだと感じ、シンジはうれしそうに微笑んだ。 75 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 36 14 ID m0VYQWxg0 第X話 アスカ、熱唱 EPISODE X Embrace of Doppelgänger 使徒との最初の戦闘の翌日、シンジはネルフ本部に行った時に加持と出会った。 加持は文化発表会を見にきてくれるらしい。 その後にレイの忠告に従い学校に戻ったシンジは、バンドのボーカル探しをする事になる。 とりあえずアスカに頼んでみるが、全然相手にされずに手ひどく断られてしまった。 だがシンジが何気なく「加持さんも見に来るって言ってたしさ」と 口に出したところ、アスカはあっさりとボーカルを引き受ける。アスカは加持の事が好きなのだ。 「加持さんが見に来るなら、なるべく目立つ役をやらなくっちゃね!」 練習中、アスカはわがままを言ってトウジと衝突したりもしたが、 加持が見に来るということで気合が入っているのか歌に関してはやる気十分。 『Get it on! ~Doppelgängerにくちづけを~』という歌を熱唱する。 第X話 絆と証 EPISODE X Infinite Possibilities 使徒との最初の戦闘の後、アスカもしくはマユミ(どちらでもいい)にボーカルになってもらい、 バンドを組むことができたシンジたち。 バンドの練習中に、トウジがアンプの電源を入れようしたときにそれを見たケンスケが 「アンプの電源を入れるときはボリュームを下げてからにしなきゃ。下手すると強すぎる音が出てスピーカーが壊れるぞ」 と注意するという一コマがあった。 そして使徒の再来襲。 進化した使徒が手に入れた、エヴァンゲリオンのエネルギーを吸収するという能力に苦戦するシンジたち。 しかし、初号機のLCLユニット交換の時にトウジとケンスケが激励しに来てくれた事で シンジはアンプの一件を思い出し、一か八かの策を思いついた。 交換が終了して使徒との戦闘を再開した初号機は、 一度にありったけのエネルギーを放出して使徒に吸収させると言う行動に出る。 するとシンジの狙い通り、大きすぎるエネルギーによって使徒の吸収能力が破綻した。 こうしてシンジは、二人の友人たちの助けをきっかけとして、使徒を倒す事に成功したのだった。 第X話 悲境、切り開いて EPISODE X Like as two Peas 「福音を呼ぶための資格」と同じように、マユミがメインとなるシナリオ。 「福音を呼ぶための資格」との違いは、使徒がマユミの体にコアを隠さないこと。 使徒が寄生しないので、マユミが思い悩んだり死のうと思ったりする事はない。 LCLユニット交換を待つシンジのところに駆けつける理由は、 使徒との最初の戦闘の時に自分が邪魔をしなければあの時倒せたはずなのに……と 思ったからシンジに謝りに来た、と言うものに変わる。 エンディングの駅での見送りの時のマユミの台詞もシンジへの告白っぽい内容に変化する。 「知ってますか?似た者同士は、いい友達にはなれても、いい恋人にはなれないって。 私、碇くんとは、似ていないほうがよかった!」 76 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 38 47 ID m0VYQWxg0 第X話 瞬間の死闘 EPISODE X Act on impulse 「想い、それぞれの胸に」とほぼ同じような展開をしたものの、 アスカの好感度が半端にしか上がっていないために アスカの登場するエンディングに到達できなかった場合にこのシナリオ名になる。 第X話 地球防衛バンドふたたび EPISODE X BEST FRIENDS II マユミにボーカルを引き受けてもらえたものの、ただそれだけというシナリオ。 使徒がマユミに寄生するタイプではなく、なおかつマユミの好感度もさほど上がっていない。 そのため、ボーカルになったというそれ以外には特にマユミ関係のイベントは起きない。 第X話 少年達の黄昏 EPISODE X Threesome 誰に頼んでもボーカルになるのを断られ、やぶれかぶれになり ネルフに行ってマヤにボーカルを頼むというシナリオ。 当然断られる。 第X話 災いを齎すもの EPISODE X Hidden Substance 使徒がマユミに寄生するタイプに進化したにもかかわらず シンジがマユミと十分仲良くなれなかった時に、このシナリオ名になる。 「親しくないなら、使徒が寄生した少女など災いをもたらす存在でしかない」という意味のタイトル? 第X話 夕闇に迫る脅威 EPISODE X Truth sank into oblivion 特に何のイベントも起こせなかった時につくシナリオ名であり、いわば失敗例。 ・特に誰と仲良くなると言うことも無く ・バンドのボーカル探しにも失敗し ・使徒が現れたときも何のヒントも得られなかったが、なんとか倒せた という感じの、なんとも盛り上がりの無いあいまいな話になる。 第X話 最悪のシナリオ EPISODE X Game Over 「Game Over」という英語版タイトルそのまま。ゲームオーバー。 使徒との戦闘パートで負けてしまった場合にこのシナリオ名になる。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/827.html
新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression part30-33~38・41~43・51~57・61~64・72~76 33 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 49 44 ID ebnc25UT0 軽く用語説明 ●エヴァンゲリオン 使徒と呼ばれる怪獣を倒すために、特務機関ネルフが作り上げた巨大な人型生体兵器。 数機存在するが、素養のある少年少女「チルドレン」にしか動かすことが出来ない。 ●使徒 なぜかネルフ本部を目指して襲ってくる謎の怪獣たち。 一体ずつ大きさも形態も能力もバラバラ。 ATフィールドと呼ばれるバリアを張る能力を持っているので、 同じ能力を持つエヴァンゲリオンによってこのバリアを中和した上でないと倒すことは難しい。 使徒の撃退に失敗した場合は人類が滅びると言われている。 実際、15年前に南極で起こった謎の大爆発の影にも使徒が関わっているらしい。 ●ネルフ 使徒を撃退する事を目的とした国連特務機関。 日本の第三新東京市という都市の地下に本部があり、 使徒が襲来してきた場合にはエヴァンゲリオンを運用して殲滅する。 バックにはある陰謀を持つ秘密結社がいるがこのゲームにはそのへんはあまり関係ない。 34 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 50 59 ID ebnc25UT0 キャラ紹介 主人公 ●碇シンジ 中学二年生の少年。ネルフ司令、碇ゲンドウの一人息子であり エヴァンゲリオン初号機のパイロット「サードチルドレン」である。 幼いころに母をなくし、直後からずっと父に遠ざけられていたせいか どちらかというと内向的で人とうまく関われない性格。 現在はネルフでの上司である葛城ミサトの家に同居している。 ヒロイン ●山岸マユミ このゲームオリジナルのキャラ。シンジの通うクラスに転校してくる。 眼鏡っ娘。黒のロングヘア。一見、典型的なおとなしい読書好き少女。 ●惣流・アスカ・ラングレー エヴァンゲリオン弐号機のパイロット「セカンドチルドレン」。 中学ではシンジの同級生。気性の荒い美少女。 シンジと同じくミサトの家に同居している。 ●綾波レイ エヴァンゲリオン零号機のパイロット「ファーストチルドレン」。 同じくシンジの同級生。神秘的で無口な謎の美少女。 命令に忠実で、感情の起伏をほとんど見せない。 35 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 55 02 ID ebnc25UT0 脇役 ●碇ゲンドウ ネルフ司令。要はネルフで一番偉い人。威圧的な男。 ネルフのバックに居る秘密結社の部下だが、独自の野心を持っており その秘密結社に対して忠実に動いているわけではない。 シンジの父親であるが、十年前に幼いシンジを捨てるように知人に預けた。 ●加持 ネルフの男性職員。情報工作員。 ●ミサト ネルフの幹部。使徒の戦いを指揮している。きさくな29歳の女性。 部下であるシンジとアスカを自分の家に同居させている。 ●トウジ シンジの同級生で友人。直情的でバカだけど気のいい関西弁男。 ●ケンスケ シンジの同級生で友人。お調子者でバカだが明るいオタク。 ●委員長 シンジのクラスのクラス委員長をやっているまじめな少女。通称、委員長。 ●リツコ ネルフの幹部。エヴァンゲリオンの修理や使徒の分析などを指揮する科学者。 クールな30歳の女性。 ●青葉 ネルフのオペレーター。男性。 ●マヤ ネルフのオペレーター。リツコの部下。24歳の女性。 36 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression要約版:2007/04/08(日) 20 56 33 ID ebnc25UT0 選択肢や使徒との戦い方などによって分岐するマルチストーリーなので、 とりあえずメインシナリオと思われる「福音を呼ぶための資格」だけを まず詳しく書いて、それ以外の他のシナリオについてはその後に簡単に触れます。 ただ、詳しく書いてちょっと長くなりすぎたので、まず要約版を。 シンジたちの通うクラスに山岸マユミという女の子が転校してきた。 シンジは少し自分と似たところがある彼女とだんだん仲良くなっていくが、 そんな折に新たな使徒が街を襲ってくる。 一度はエヴァンゲリオンによって倒すことができたかと思われたが、 その後、再びその使徒がこちらの攻撃を受け付けない新たな姿となって現れた。 だがその使徒はマユミを利用した小細工によって無敵状態を保っていたため、 その小細工が破綻した事で、シンジの操縦する初号機は今度こそ使徒を倒すことに成功する。 マユミは、自分と似ているシンジが逃げたい気持ちを抱えながらも 前向きに戦う道を選んでいるという事を知り、 自分もがんばれるかもしれないという希望を持って シンジに見送られながら再び転校していった。 37 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 20 58 20 ID ebnc25UT0 第X話 福音を呼ぶための資格 EPISODE X Never say die! ネルフ内部、中央にデスク一つしか無い部屋であるにもかかわらず異様に広い一室。 司令である碇ゲンドウの執務室だ。 これまでに出現した使徒たちの映像を切り替えながら、それらの名前を挙げていくゲンドウ。 「第3使徒サキエル、第4使徒シャムシエル、第5使徒ラミエル、第6使徒ガギエル、 第7使徒イスラフェル、第8使徒サンダルフォン、第9使徒マトリエル、 第10使徒サハクィエル、第11使徒イロウル。」 彼の前に立った加持は問いかける。 「予定通りですか?ここまでは。」 「ごく一部の例外を除けばな。」 「人類補完計画、アダム、そしてエヴァ。例外は命取りになりはしませんかね?」 「何事にも、イレギュラーはある。全て修正可能な範囲の出来事だよ……。」 「なら、いいんですがね……。どんな強固なダムも、壊れるのはほんの小さな亀裂からと言いますね」 「それが?」 「司令がもしも、その亀裂をみつけたとしたら?」 その時はどう行動するのか?という加持からの問い。 ゲンドウはそれに答えなかった。 朝、ミサトの家。 シンジがミサトと一緒に朝食をとっていると、脱衣所のカーテンが突然開く。 そこにはバスタオルを体に巻きつけただけの格好で、なにやら怒っているアスカが居た。 シャンプー切れてるから買っといてって言ったでしょ!となじってくるアスカに、 脱衣所に買い置きがあるはずだよ?と困り顔で反論するシンジだが……。 「アンタバカァ!?この私があんな安物使えるわけないでしょ!」 「あ、ごめん……。」 「ごめんじゃないでしょ、ごめんじゃ!謝ればいいと思ってるアンタのその 事なかれ主義の性格、何とかしなさいよね!」 「しょうがないよ……。14年間こうして生きてきたんだから。」 そんな後ろ向きな事を言うシンジに、 「そうやって諦めてるから、何も変わらないの!自分が今の自分自身に満足してる証拠よ!」 と説教を始めるアスカ。波風を立てないように生きてる人間は、いざ波風が立った時に どうしようもなく慌てるだけよ!と説く。 「わかる?わかってる!?バカシンジ!」 と、説教をしめくくってシンジに問うアスカだが、シンジの答えはまた 「ごめん……。」 というものだった。 全く“わかってない”シンジに激昂したアスカがさらに言いつのろうと身を乗り出した瞬間、 その体に巻いていたバスタオルがずり落ちた。アスカは 「キャー!このバカシンジ!」 と言ってシンジの頬をひっぱたき、バスタオルを巻きなおして シンジを睨みつけながら脱衣所に引っ込んでしまう。 38 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 00 26 ID ebnc25UT0 登校したシンジは、下駄箱のところでトウジ・ケンスケ・委員長の三人と会った。 トウジにほっぺたが腫れてる理由を聞かれ、ケンスケは 「まーたアスカと夫婦喧嘩かぁ?」とからかってくる。 そうじゃないよ委員長 →そうじゃないよケンスケ 「そうじゃないよケンスケ、これは……」そう言って説明しようとしたそのとき、 私の素肌を覗き見したから、その罰を受けたのよ!とアスカが会話に割り込んできた。 ホントかシンジ?と確認してくるケンスケに、シンジは →うん、まぁ、結果的には…… ちがうよ、あれは事故だったんだ 「うん、まぁ、結果的には……」と答える。 素直に認めたのは感心するけど罪は罪よ!とさらに責めたてようとするアスカ。 だがトウジとケンスケが「まぁまぁまぁ、二人とも、そのへんで……」と間に入り、 そのまま男三人はその場を離れた。 「ふん!卑怯者!」と憤慨した様子でそれを見送るアスカ。 ケンスケの仕入れた情報では、今日は自分たちのクラスに転校生が来るらしい。 トウジは、使徒が襲ってくるようなこのご時世にわざわざネルフ本部のある この第三新東京市に引っ越して来るなんて酔狂な……と呆れた様子だ。 朝のホームルーム。黒板に「山岸マユミ」と名前を書き、 眼鏡をかけているおとなしそうな転校生の少女が 「短い間だと思いますけど、よろしくお願いします。」 と挨拶をした。 →転校生かぁ いい天気だなぁ アスカ、まだ怒っているのかなぁ シンジは(転校生かぁ……)と、席についたその女の子の方を見た。 その時にたまたまその子も後ろに振り向いたため、少し目が合う。 その頃、ネルフ本部の観測システムは、異常な反応をキャッチしていた。 使徒とも断定できないようなごく小さな反応が地下で観測されていたのだが、 一瞬だけ使徒を示す反応となって、次の瞬間にはかき消えたのだ。 先週からこんなことが三度も続いている。一体……?と考え込むミサトに対して リツコは「私たちを試しているのかもね」という言葉を投げかける。 使徒にそんな知恵なんてあるの?と疑わしく思うミサトだが、 生存本能と闘争本能のせめぎあいが使徒に戦術という知恵を身に付けさせても おかしくはない、とリツコは言うのだった。 「見えない敵、か……。」 そうつぶやいて考え込むミサト。 41 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 03 20 ID ebnc25UT0 中学校の、体育の授業。 男子は屋外でバスケットをやらされている。 トウジ・ケンスケ・シンジはグラウンドの端で休憩していた。 ケンスケは、文化発表会が近づいてるけど、どうする?と聞いてくる。 トウジは「んなめんどくさいもん、女子にでもまかしとけばええがな。」 などと言ってあまり乗り気ではないようだったが、ケンスケが父兄の参観もあり、 つまりはミサトも見に来るということを指摘してやると 「そりゃきばらなあかんな!」と、がぜんやる気を出し始めた。 トウジとケンスケはミサトのファンなのだ。 そんな会話を聞きながらもぼーっとしていたシンジは、 女子が水泳をやっているプールの方になんとはなしに目をやり、 アスカを見る 転校生を見る 委員長を見る →誰も見ない しかし特に誰かをじっと見たりはせずにまた視線を落とした。 午前の授業は終わって、昼休み。シンジは →たまには図書館に行ってみようかな 教室でボーっとしていようかな アスカに、今朝のことを謝ろうかな ネルフ本部に行ってみようかな たまには図書館にでも行ってみようと思いたち、教室を出た。 42 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 05 13 ID ebnc25UT0 図書館で、たくさん並んだ書架の間をうろついているシンジ。 そのとき、本を読みながら歩いていた女の子とぶつかってしまった。 その子はたくさんの本を抱えて歩いていたので、本が散らばってしまう。 「ご、ごめんなさい!」 「大丈夫?」 「ええ……あなたは?」 「僕は平気だけど。」 「良かった……。本当にごめんなさい。私、ボーッとしてて……」 と謝る彼女を見てシンジは 「あれ、君は?」と相手が転校生、山岸マユミである事に気づく。 「えっ? あっ、確か、同じクラスの……」 「碇シンジ。」 「碇シンジ君……。」 教室に戻る →本を拾うのを手伝う シンジは本を拾うのを手伝う事にする。 マユミは「あっ、いいんですよ。私のせいですから」と言うが、 散らばった本が多かったので一人で拾うのは大変そうだと思ったのだ。 「ごめんなさい……本当に……」と恐縮するマユミに シンジが「いいよ、そんなに謝らなくても。」と言うと、 マユミは「ご、ごめんなさい!」とまた謝ってしまった。 本を拾いながら、シンジは →これだけの本、一人で読むの? きれいな手だね 「これだけの本、一人で読むの?」とマユミに聞いてみる。 「はい、本が好きなんです。だって……」 そこから先は言わないマユミに、「だって?」と促すと、 「いえ。なんでもありません。」と口ごもってしまった。 本を拾い終わると、マユミから「本当に、すいませんでした」と言われる。 「また謝ってる」とシンジが微笑むと、 マユミも「すみません、何だか、謝るの、クセみたいで。」と笑みを返す。 和やかな空気が流れる中、「それじゃ……」「うん」と二人は別れた。 43 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/08(日) 21 06 49 ID ebnc25UT0 その日の放課後、ネルフ本部発令所は緊迫したムードに包まれた。 ついに使徒がその姿を現したのだ。 発令所のディスプレイに映るのは、水平に浮遊する黒い円盤が互いに間を置いて上下に重なりあい 全体として提灯型をかたちづくっているという、正体不明の存在である使徒にふさわしいとも言える わけのわからない巨大な物体だった。 今までこそこそとしていたのに急に姿を現した理由についてミサトやリツコは考え込む。 既に情報を十分に集めたと判断したのか?それとも、より具体的な情報を集めようとしているのか? ともあれ、ネルフのやるべき事は使徒の迎撃。ミサトからパイロットたちに出撃命令を下った。 フォーメーションをどうするのかレイに問われたミサトはしばし考え込む。 シンジは、 綾波を見る アスカを見る →じっとミサトの目を見る 初号機の操縦席のディスプレイに映るミサトの思案顔の、その目をじっと見つめた。 まもなく、ミサトはシンジの乗る初号機の単独出撃を命じる。 弐号機での活躍に執着するアスカは不満めいた声を上げるが、 ミサトは敵の能力が不明なので、念のために零号機と弐号機は本部に残すと決定したのだ。 「いいわね?シンジくん。」 「自信は無いけど……。やってみます。」 「いい返事だわ。」 そして、地下のネルフ本部から使徒の居る地上へと初号機が射出される。 51 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 24 29 ID RX6Rv+o40 初号機が地上の発進口から進み出ると、既に使徒は近くまで来ていた。 とりあえずさらに接近して攻撃してみる事にする初号機。 だが、どうも調子が悪く攻撃がことごとく外れてしまう。 さらに使徒からの反撃も食らい、苦戦する。 その時初号機操縦席のディスプレイに突然赤い文字が流れ始めた。 《警告》《民間人を戦闘エリア内に確認》 民間人のシェルターへの避難が完了していなかったようだ。 そして表示されたウインドウの中には、見覚えのある少女が映し出されていた。 「あれは、僕たちのクラスの!」 その少女は転校生、山岸マユミだった。とっさに彼女を守るように初号機を動かすシンジ。 ミサトも民間人の救出を優先し、初号機に救出命令を出す。 その命令に従い無事にマユミを安全な場所へと移動させ、その後に使徒との戦闘を再開した。 今度は先ほどとは違って上手く戦い、使徒に攻撃を当てていく。 そして何発目かの攻撃が使徒に届いた瞬間。使徒の積み重なった円盤のような体は崩れ、消失した。 エヴァンゲリオンから降りて集合したパイロットたちに、ミサトはねぎらいの言葉をかける。 「よくやってくれたわ。とりあえず一件落着と行きたいところだけど……」 「だけど……って、まだ何かあんの?」 アスカの疑問にミサトは、零号機だけは警戒待機命令が解除されていないと答える。 使徒はもうやっつけちゃったのに?と不審げなアスカだが、司令じきじきの命令らしい。 アスカは「ふーん、ファーストも大変ね。ま、私たちには関係ないことだけど」と レイに皮肉げに話しかけるが、レイは視線も合わせず「そうね」と呟くのみで そんな皮肉など気にもかけていない様子だ。 「あの、僕は?」 「シンジ君も明日からは、また学校に戻っていいわ。」 僕も本部に残ります →わかりました じゃあ綾波、頑張って シンジは素直に「わかりました」と答え、また普段どおり学校に行く事にした。 「あーあ、なんだか拍子抜けね。使徒も意外にあっけなかったし。」 と伸びをするアスカだが、ミサトの顔はあまり晴れない。 アスカの言うように使徒があっけなさすぎたことが少し気になっているようだ。 52 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 25 17 ID RX6Rv+o40 その晩、シンジは自分の部屋のベッドの上でポータブルプレイヤーで音楽を聴いていた。 (何でだろう。目が冴えて、眠れないや。何でだろう……) →今日の戦いが忘れられないのかな 綾波のことが気になるのかな アスカのことが気になるのかな (今日の戦いの事が気になるのかな……。違う。そんなんじゃない。僕はただ……) 朝にアスカに言われた言葉が思いかえされる。 『そうやって諦めてるから、何も変わらないの!自分が今の自分自身に満足してる証拠よ!』 (僕は、本当に今の自分自身に満足しているのかな……) 『ごめんじゃないでしょ、ごめんじゃ!謝ればいいと思ってるあんたのその 事なかれ主義の性格、何とかしなさいよね!』) 図書館で何度も謝っていたマユミの姿も浮かんでくる。 『本当にごめんなさい。私、ボーッとしてて……』 (あの子……僕に似ているのかもしれない……。) (自分が悪いと思うから、謝ってるだけだ。それなのに、なんでアスカは怒るんだろう……?) 自信の無い男が嫌いなのかな 怒り返さないのがいけないのかな →本気で謝っていないと思っているのかな (本気で謝っていないと、思っているのかな……。違う。僕はいつだって本気で謝っている。 だって、誰かが謝らなきゃ周りが嫌な空気になっちゃうじゃないか。だから……) そこまで考えて、シンジはふと気づいた。自分は、自分自身や周りの事を気にして謝っていて、 相手の事を思って謝っているわけではないと言う事に。 自分に自信が無くて周りの事が気になるから、つい反射的に謝っているだけなのかもしれない。 (人のために素直に謝りたい。そのためにはまず、自分に自信を持ちたい。 もっと強い自分になりたい。こんな僕にでも、何かできることがあるはずだから……) 昼間の戦闘でとっさにマユミを助けたのも、そんな気持ちからだったのかな?とも思えてくる。 (僕は、強くなりたいのかもしれない。自分の好きな自分になれるくらい……) 53 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 26 28 ID RX6Rv+o40 次の日の朝。レイが待機任務についている事を思い出したシンジは、 自分もネルフ本部に行ってみる事にした。 しかし、ネルフ本部で出会ったリツコに 「任務が無いときにはちゃんと学校に行くのも仕事のうちよ。」 と諭され、結局学校へ向かう事にする。 ネルフ本部から学校へと向かう道。 シンジは本屋から出てきたマユミとばったり出会い、一緒に登校する事にした。 マユミは昨日図書館で借りてきた本は全部読んでしまったと話す。 →本が好きなんだね 時間があっていいね 「本が好きなんだね。」 「だって、いろんな事を教えてくれるから。あの、碇くんは、本を読んだりしないんですか?」 あまり読まないなぁ →よく読むよ その問いに「うん、よく読むよ。」とシンジが答えると、 マユミはうれしそうに「良かった。」と微笑んだ。 同じ趣味の人が居ると思うだけでなんだか楽しくなってくると言う。 そんな談笑をしながら歩いていた二人だが、突然マユミは体内に異様な感覚を覚え 下腹部を押さえて立ち止まった。 (私が私じゃないみたい……何これ。何なの?) しかしシンジに「どうしたの?大丈夫?」と聞かれると 「あ、いえ。何でもない」と答えた。実際、その感覚は一瞬だけだったのだ。 そしてまた何事もなかったかのように二人で学校へと歩き出した。 その日の昼休み、シンジはケンスケやトウジと三人で 自分たちが文化発表会で何の出し物をやるのかを相談し、 結局三人でバンド演奏をするという事に決めた。 しかし、ケンスケは 「男だけのバンドなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなものだよ。」 と言って、ボーカルに女の子を入れるべきだと言い張る。 トウジは「わしは男らしいバンドにしたい!」と反論するが、 「美人でいかすかわいこちゃんのボーカルはメジャーを目指すための必須条件だ!」 と妙な事を言うケンスケに言いくるめられてしまった。 しかもケンスケは、ボーカルの選択をシンジに一任してしまう。 「心当たりの一人や二人、いるだろ?」と聞いてくるケンスケ。 →転校生に頼んでみようかな アスカに頼んでみようかな 委員長に頼んでみようかな ちょっと戸惑ったが、シンジはダメで元々で山岸マユミに頼んでみる事にする。 54 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 27 43 ID RX6Rv+o40 図書館にいたマユミを見つけ、膝をついて頼み込んでいるケンスケとトウジ。 「頼んます!」 「その美貌を見込んで!」 しかしマユミは「私より綺麗なひとなんていっぱいいるのに……」と困惑し、 あまり乗り気ではないようだ。 トウジに「お前も何か言うたれや!」と促されたシンジは、 とにかく、頼むよ →無理にとは言わないけど 君ならできるさ 押し付けるのは良くないと思い、 「無理に、とは言わないけど……」となるべく控えめな頼み方をする。 それが逆に好印象だったのか、マユミは「恥ずかしいですけど……私でよければ。」と答え ボーカルを引き受けてくれることになった。 放課後、音楽室でバンドの練習をする四人。 ためしにマユミに歌わせてみると、期待以上に綺麗な歌声だったので トウジやケンスケはこれはいける!と盛り上がっている。 マユミも「人前で歌うのって照れくさいですね。」と言っているが ほめられてうれしそうだ。 そこに、音楽室のドアが開いてギターを背負った青葉が現れた。 「よっ、やってるな」と呼びかけられ、「青葉さん!どうしてここに?」と驚くシンジ。 「ミサトさんに頼まれてね。シンジ君たちにギターテクを仕込んでやってくれって。」 それを聞いたトウジとケンスケは、「さすがミサトさんや!」とか、 「これで完璧だ!」などと騒いでさらに浮かれるが、 「でもギターの練習をするのはトウジなんだよ?」とシンジが一応指摘する。 青葉も「オレの特訓は、きびしいぜ~!」と笑いながら釘を刺した。 「ひゃあ、一つ、お手柔らかにたのんます~!」とちょっと逃げ腰になっているトウジ。 そして青葉によるギター特訓もまじえ、みんなでの楽器や歌の練習が続いた。 55 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 28 40 ID RX6Rv+o40 ある晩。 ベッドで寝ているマユミは、自分の心が映し出されるような奇妙な夢を見ていた。 夢の中には、誰もいない電車の座席で一人ぽつんと座って本を読んでいる自分がいる。 (私が居る……。) (本が好き。本の中には、下品な男の人も居ないし、 勝手にあちら側からこちら側にやってくる、無神経な人もいないから。) (家の中が好き。期待した以上の事も起きないけど、それより悪い事も起きないから。 自分で思ったとおりの事ができる。 私をほめてくれる人はいないけど、私を笑う人もいない。) (めんどうくさいから、しゃべるのは、嫌い。 どんなに言葉を重ねても、本当の私の事を理解してくれる人はいないから。) (でも、喋らないから、勝手に私がこうだと思い込む。おとなしい子だと勘違いする。 嫌い。そんな人は大嫌い。 自分の勝手なイメージを人に押し付ける、そんな人ばかりだから。) ふと気づくと、夢の中の自分が座っている座席の向かい側の席に、シンジが座っていた。 (碇くん。彼みたいな人は今までいなかったけど。 だけど期待はしない。 何度も裏切られたから。 みんな私を裏切るの。 裏切らないのは、私が好きな本だけ。) マユミのトラウマの映像が断片的に浮かび上がる。 幼いマユミ。 床にぐったりと倒れている女性。 包丁を持っている、背広を着た男性らしき手。 いつのまにかシンジの姿は消えて、電車の中に居るのは本を読んでいるマユミ一人になっている。 (でも、私、泣いているの?) 56 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 31 34 ID RX6Rv+o40 とうとう文化発表会当日。 「いよいよやな!」 「ああ。準備は完璧だし、後は出番を待つだけさ。なっ、シンジ。」 「うん。頑張ろうね。」 「あっ……はい!」 そう四人が話していると、突然外から爆発音がした。 「何や!?事故かいな!」とあわてて男三人は窓へと駆け寄る。 マユミはその陰で、突然腹部に苦痛を感じてうずくまってしまっていた。 そのとき、アナウンスの声が響く。 『ただいま、第三新東京市全域に緊急避難命令が発令されました。 市民の皆様は速やかに規定のシェルターに避難してください。 繰り返します……』 避難命令。すなわち、使徒が現れたということだ。 アスカが教室に飛び込んでくる。 「シンジ、行くわよ!」 「うん!」 シンジはアスカとともに、エヴァンゲリオンで出撃するためにネルフへと向かう。 トウジとケンスケは声援で見送った。 「頼んだで、シンジ!」 「エヴァの活躍、見せてくれよな!」 ネルフ本部の発令所。 指揮しているミサトに、民間人の退避がまだ完了していないと報告が入る。 前触れもなく突然市街地に使徒が現れたために混乱しているのだ。 ミサトは到着したシンジとアスカに、既に出撃している零号機とともに まずは使徒を誘導して市街地から引き離すようにと指示した。 「エヴァ初号機および弐号機、発進準備!」 発進準備が進む中、アスカの弐号機からシンジの初号機へと通信が入る。 「わかってるわよね、シンジ。 あんたやファーストにうろちょろされると、私の戦いのジャマなの。 戦いは常に無駄なく美しく! 私に任せておけば、使徒の一体や二体、簡単に倒してみせるわ」 と言って、自分の弐号機に任せろと言ってきた。 →無茶な事言うなよ そんな事言っても シンジは「無茶なこと言うなよ」とたしなめるが、 アスカは「ふんっ!だったら、アンタ一人でやってみる?」と不満げだ。 「そんな場合じゃないのに……」と困惑するシンジ。 本部から初号機と弐号機が出撃し、使徒へと接近すると 使徒は突然、ウニのような殻をビルとビルとの間に張って、沈黙した。 状況をつかめず混乱するパイロットたちに、 使徒の行動が予測できないために各自その場で命令があるまで待機するように、との ミサトからの命令が下る。 そしてしばらく待機した後、ついに使徒に動きが現れた。 ネルフのオペレーターは「使徒の質量が増加していきます!」と驚きの声を上げる。 物理法則に反しているそんな異常な現象とともに、殻状のものの中から、 今までとまったく違う新たな形態となって使徒が姿を現した。 「考えられる事は一つね。成長しているのよ。 蝶が幼虫からサナギ、サナギから成虫へと変わるように。」 と分析をするリツコ。 これまでの使徒も自己修復機能や相手や環境に適応する能力を持っていたことから、 その延長線上の能力と考えればありえない事では無いと言う。 「だとしたら……?」とミサトがつぶやいた言葉に、 リツコは「おそらく、エヴァの攻撃法に対抗する能力を身に付けているはず」と続けた。 57 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/09(月) 20 37 35 ID RX6Rv+o40 初号機のシンジと弐号機のアスカに、すでに使徒と交戦を始めたレイの零号機の 援護へと向かうようにミサトからの指示が下る。 変形した目標の新たな能力に気をつけて、と言い添えたミサトに、 「どうせ見かけだけよ!恐れる事はないわ!」と勇ましい言葉を放つアスカ。 シンジは零号機を支援する戦法を考える。 →遠距離攻撃を仕掛けよう 直接、近距離で戦おう 「遠距離攻撃を仕掛けよう、アスカ。」 「ま、セオリー通りよねっ。」 「行くよっ!」 遠距離からの攻撃を的確に当てて使徒を圧倒するシンジ。 しかし、いくら攻撃を繰り返しても使徒に弱った様子は見られ無い。 しばらくして、使徒を解析していたマヤから報告が届く。 「気をつけてください!目標を示す測定数値のうちのいくつかが、ゼロを示しています!」 「どういうこと!?」と聞き返すアスカに、 「つまり、あなたたちの目の前にいる敵は、実体であり、実体でないと言うことなの」 とミサトが説明する。 「何よそれ?じゃあ私たち、幻と戦ってるっていうの?」 焦るアスカに、レイから冷静な声が届く。 「でも、攻撃は本物だわ」 「うるさいわね、優等生!そんな事分かってるわよ!」 とりあえず、なんとか本部での分析を急ぐので、それまでは敵の攻撃を避けつつ 遠距離からの牽制を基本に、という方針が決まる。 しかし使徒がエヴァンゲリオンのほうへと近づいてきてしまった。 アスカは、自分がオトリになるので初号機と零号機が後方から 使徒にライフルを思いっきりぶちこめ、とシンジやレイに作戦を伝えてくる。 「でも、危ないよ?」 「だからよ。たまには信用してみるわよ。シンジ。裏切ったら承知しないから!」 「わかった……」 アスカの作戦に乗ったシンジは、アスカに向かった使徒の後方に攻撃を直撃させた。 しかし……。 「駄目です!目標へのダメージ、認められず!」とマヤは報告する。 やはり実体の無い使徒相手では攻撃の意味がないようだ。 その時、青葉から「目標が移動を開始しました!」と言う報告が入る。 しかも、その方向はシンジたちの通う学校だ。 トウジやケンスケ、マユミを始め、学校の生徒たちは 使徒が近くに居たためにまだ避難できずに校舎の中に残っていた。 「僕たちを、盾にしているんだ……」 「汚い手ぇ使いよるで!」 と窓から使徒を見ているケンスケやトウジの後ろで、 使徒と連動するかのように苦しみが起こる腹部を押さえてうずくまっていたマユミは、 (私の中に……何か……いる……) と気づき始めていた。 61 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 04 19 ID m0VYQWxg0 学校のみんなを守るために自由に戦えず、使徒の攻撃にさらされるシンジ。 一際激しい攻撃を受けたとき、コクピットのディスプレイに警告文が映し出される。 《警告》《LCL浄化装置損傷》《浄化ユニット交換を要す》 エヴァンゲリオンのコクピットにはLCLという液体が充満されていて 戦闘中はパイロットはそのLCLを呼吸している。 この浄化がうまくいかないと長時間の活動は不可能だ。 ミサトからは、零号機と弐号機が敵を食い止めている間に、 LCL浄化ユニットの交換を受けるようにと指示される。 使徒を二人に任せてしまうということに少し逡巡するシンジだが、 「早く修理を受けなさいよ、シンジ!そんなガタのきた初号機で戦われても こっちが迷惑なんだから!」 というアスカの声に後押しされて、ミサトの指示に従って初号機を戦場から一時離脱させ、 作業用トレーラーでのユニット交換作業を受けることにする。 路上に止められたトレーラーでのコクピット修理作業が行われている間、 その脇に座って「早くしないと綾波とアスカが……」と焦っているシンジ。 と、そこにマユミが現れた。 「碇くん……」 「えっ?どうしてこんなところに!早くシェルターに行かないと、危ないじゃないか!」 驚くシンジだが、マユミは突然懇願するようにおかしな事を言い出す。 「お願い!私を殺して!お願いだから!」 「な、何言ってるんだよ?こんな時に、どうしてそんな事」 「わかるの……。私の中に、あの怪物がいる。あの怪物の魂が宿ってる」 前回の使徒との戦いの次の日、腹部に感じていた違和感。 心の中を掘り返されるような奇妙な夢。 そして、今日使徒が再び現れたとたん、また下腹部の強い苦痛と存在感となって疼きだした。 さらにその疼きが使徒とエヴァンゲリオンとの戦いに連動するかのように 変化しているという事に、マユミは気づいたのだった。 「そんな……?」 「わかるの!わかるのよ!だから殺して!早く私を!」 →そんなことできないよ そんなこと信じられないよ その言葉を信じたのかそうでないのか、 「そんなこと、できるわけないだろ?」とだけシンジは言った。 が、マユミは訴えかけるかのように続ける。 「だって私、嫌いだから!人に迷惑をかけるのも、かけられるのも! 勝手に心を覗かれるのも、覗かれるのもそんなの嫌だから! そんな自分も、嫌だから。このままじゃ……もっともっと自分が嫌になるから……」 言い終える頃には、マユミは泣きながら顔を覆って、しゃがみこんでしまっていた。 そんなマユミに、しばらくしてからシンジは「でも、駄目だよ」と穏やかに話しかける。 その声に不思議そうに顔をあげたマユミに、さらにシンジは 「だって、死んじゃったら、好きも嫌いも、ないじゃないか」と言って笑みを見せた。 修理が完了したという作業員の声を聞き、マユミに 「早くシェルターへ。あいつは、僕が必ず倒して見せるから」と告げる。 「行くの?」 「だって、やるしかないから。」 「えっ?」 「僕には、エヴァに乗る事しかないんだから。やるよ。」 62 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 05 29 ID m0VYQWxg0 戦線に復帰したシンジ。ミサトによると、学校に居た生徒たちの避難も完了したらしい。 「遅いわよ、バカシンジ!」 「ごめん!……でも、どうすれば、奴を倒せるんだ……?」 零号機や弐号機の損傷はほぼ限界。対して、使徒にはダメージを受けた様子は認められない。 とうとうミサトは、残念ながら一旦撤退して体勢を立て直す、という命令を出そうとする。 だがその矢先、零号機や弐号機と戦っていた使徒が方向転換して初号機の方へとゆっくり向かってきた。 初号機を身構えさせるシンジ……そのとき、初号機の視界の端に、高いビルの屋上に立つ人影が映った。 「えっ!?まだ、避難していなかったのか!?」 それは、先ほど会話を交わした山岸マユミ。 しかも、彼女は屋上の手すりの外側に立っていた。 (嫌なの。人の心を覗くのも。覗かれるのも。 勝手に心の中に入り込まれて、私の中に入り込まれて。) マユミは思いつめたように遠い地面を見つめる。 (嫌なの。……嫌だと思う、自分も嫌なの……。) そのまま、マユミは前に倒れこむように空中へと身を投げた。 63 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 06 25 ID m0VYQWxg0 間一髪。 シンジは、初号機によって空中でマユミを受け止める事に成功した。 「なんてことするんだよ……」 と、初号機の手のひらの上でうつぶせで倒れているマユミに語りかけるシンジ。 意識を失っているのかマユミの反応は無いが、彼女を戦場から離れた道路へとそっと寝せて、 シンジは半ば独り言のように続けた。 「死ぬなんてさ。なんてことするんだよ。だってさ。なんでだよ。 生きていたくても、それができなかった人も大勢居るのに。何で自分で死ぬのさ。 逃げたくても逃げられない、逃げないように自分に言い聞かせている、 そんなやつだって、居るのにさ。 もしかしたら、明日は今日よりもいい日かもしれない。悪い日かもしれない。 でもさ、明日っていつまでたっても無くならないだろ。 生きていれば、明日はいつも明日なんだからさ。」 使徒はいよいよ初号機へと狙いを絞り始めた。ミサトが警告する。 「来るわ、シンジくん!」 「くっ……!だからさ。だから! 逃げちゃ駄目なんだ!」 初号機が使徒へと向かいなおしたその時、 ネルフのオペレーターたちから新たな報告が入る。 「エリア内に、新たな反応を確認!パターン青……使徒です!」 まさか、新しい敵!?とミサトが聞き返すが、オペレーターはそれを否定する。 「いいえ、反応は現在の目標と同一座標上です!」 「姿は一つなのに、反応は二つって事?」 そして、その新たな反応はすぐに消えた。 困惑するミサトに対し、リツコは「もしかしたら……」と、 マユミをモニターに表示させて、前回の使徒の戦いの際に初号機に助けられた 同じ子であることを確認すると、仮説を話し始める。 「あの子の体の中に隠していたんじゃ、自らのコアを危険にさらすと判断した。 潜ませておいたコアを、ようやく本来の肉体に戻したのね。 だから一瞬、反応が二つになった。 今までのシンジくんたちが戦っていたのは、使徒の影武者のようなものよ。 本当の本体、すなわちコアを人の体の中に隠し、弱点を無くしていた。」 使徒は前回の戦いでの経験に基づいてエヴァンゲリオンに対抗できるように進化した。 あの戦いのさなかに初号機がマユミを助けたのを見た使徒は、 マユミの体に隠せば安全だと判断したのかも知れない。 そして、マユミが自殺を図ると言う想定外の出来事に遭遇してその判断を撤回したのかも……。 「理屈はどうでもいいわ。コアが使徒の体に戻った。つまり……」 と確認するように言うミサトに、リツコが答える。 「倒せない相手じゃなくなった……ということね。」 それを聞いて「行けるわ。」とつぶやくミサト。 使徒と対峙する初号機。戦闘を再開する。 今までと違い、こちら側の攻撃が使徒に当たると確実にダメージが通っている様子だ。 そして何発目かの攻撃が使徒に届いた時、爆発に飲み込まれるように使徒は消滅した。 ネルフに喜びのどよめきが広がる。 「やれやれね……。」 ミサトは安心したようにつぶやいた。 その頃、路上で気絶していたマユミも意識を取り戻し、自分が生きている事に気づいた。 「う……んっ……私……ここに、いる……。」 64 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 02 07 52 ID m0VYQWxg0 ネルフ、司令の執務室。 碇ゲンドウがデスクに座り、どこかへと電話をしている。 「……そうだ……わかっている……そのように処理してくれ。」 ゲンドウが電話を終えると、デスクの前に立っていた加持が 飄々とした笑みを浮かべながら話しかける。 「なるほど、そういうことですか、司令。」 「今回の使徒は存在しなかった。大規模な実践演習。関係各省にはそのように伝えてある。 後は、出張中の冬月が上手くやってくれるだろう。」 と、表情も変えずに「例外」な使徒の隠蔽工作をしたことを認めるゲンドウ。 「また一つ、真実が闇に葬られると言う寸法ですね。」 「所詮、その程度の価値しかないのだよ。真実などと言う物にはな……。」 学校の教室では、使徒の襲来によって文化発表会が中止になってしまった事を 面白くなさそうにトウジとケンスケが話している。 「そういや、あの転校生どないしたんや?」 「また転校したそうだよ。」 もともとマユミの父親が国連の技術者で、技術交換のための短期的な滞在だったらしい。 「ま、こんな街、長居せんほうがええんやろうなぁ」 駅。シンジは、マユミの見送りに来ていた。 マユミの乗る予定の特急が到着し、乗降口の扉が開く。 「本当にごめんなさい。わざわざ見送りに来させてしまって。」 「また、謝ってるんだね。」 「私たち……似ているのかもしれませんね。」 「そうだね。」 「でも……」 「え?」 「似てるから、思ったんです。 私もシンジくんみたいに、がんばれるかもしれないって。」 「今、『シンジくん』って名前で呼んでくれたね。」 「あ……ごめんなさい。」 「ほら、また。」 「あ。」 微笑みあう二人。マユミは車両の乗降口に乗り込む。 「また、会えるといいですね。」 「会えるよ。生きていれば。」 「そうですね。」 扉が閉まった。車両が動き出す。 マユミは眼鏡を外して、扉のガラスごしにシンジに手を振る。 それが見えなくなっても、シンジはその特急が行ってしまった方を見つめていた。 「そうだね。また、きっと、会えるよ。」 第X話 福音を呼ぶための資格 完 72 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 31 27 ID m0VYQWxg0 以下、その他のシナリオです。 アスカとのエンディングを迎える「想い、それぞれの胸に」と レイとのエンディングを迎える「レイ、魂の隙間」はちょっと詳しく書きましたが 他は9つはかんたんな概要程度です。 73 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 33 23 ID m0VYQWxg0 第X話 想い、それぞれの胸に EPISODE X Maids should be seen and not heard. 使徒との最初の戦闘で、シンジはアスカと二人で出撃して優勢に戦う。 しかし、使徒が円板状の体を飛ばし、初号機の背中に接続された電源ケーブルを切断してしまった。 初号機は内蔵バッテリーによる駆動となってしまい、時間制限付きの戦いとなるが、 なんとか電源の続くうちに使徒に勝利することができた。 次の日の登校の途中、アスカは自分の知性を知らしめるために文化発表会で何かをやると言い出した。 しかも、あんたも手伝いなさい、と言いつけてくる。シンジはその押しに流されて手伝いを了承した。 放課後にトウジやケンスケにバンドに誘われるシンジだが、 アスカが「おあいにくさま。シンジは私の出し物を手伝う事になってんの」 と割って入ってきたため、トウジやケンスケに謝ってアスカに協力する事になってしまう。 家に帰って二人で話し合った結果、お菓子を作るという事になったが いざ作ってみるとアスカはこういうことはあまり得意ではないらしく 果物の皮をむくナイフの手つきは危なっかしい。 「もっと切れ味のいいものを使った方がいい、切れない刃物だと怪我をするよ」 などとシンジが助言するが、ついにアスカは 「あー、もうやめやめ!お菓子作りなんて私の性に合わないわ!」と作業を放棄してしまった。 後日。 使徒が再襲来し、エヴァンゲリオンに対抗するための成長を遂げる。 最初の戦いでの電源ケーブルを切断した攻撃が効果的だったと言う判断を下したのか、 使徒はATフィールドを応用して作った「刃」のようなものを獲得していた。 非常に切れ味の鋭い使徒の刃に苦戦するシンジたち。 シンジは、料理をしていた時のアスカとの会話をふと思い出す。 『切れない刃物だと……』 切れ味が鋭いことが脅威であるなら、切れない刃物にしてしまえばいい。 シンジはとっさの判断で、使徒が初号機に刃で攻撃してきたときに 初号機の両手で刃を挟んで止めた。真剣白刃取りの格好だ。 さらにその上で、初号機のATフィールドを手のひらに集中して展開。 ATフィールドでできた使徒の刃は初号機のATフィールドに中和・侵食され、その切れ味を失ってしまう。 最大の武器を失った使徒は無力であり、そのままエヴァンゲリオンによって殲滅された。 次の日、学校には女生徒達の前で芝居がかった様子で戦いの様子を語るアスカの姿があった。 「……てなわけで、私を愛するあまり無理に無理を重ねて戦うシンジ君! これぞ男の鑑!それとも私の美貌が罪なのかしら!?」 シンジの活躍を見てアスカもシンジを見直したのか……と思われたがそうでもなかった。 「でも、でも、私には加持さんという、心に決めた人が居るの!ああ、ごめんねシンジ君!」 と、やはり芝居がかった身振りをまじえて熱演するアスカ。 女生徒からは「かわいそー、碇くん」「でもしょうがないわよねー」 「横恋慕は辛いわねー」などと言う声が聞こえてくる。 こうしてシンジはアスカが大袈裟に勝手な事を吹聴したせいで、 クラスの女生徒たちから憐憫の目で見られることになってしまうのだった。 74 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 34 19 ID m0VYQWxg0 第X話 レイ、魂の隙間 EPISODE X Sight of Her Back 朝の学校の下駄箱のところでアスカに責められていた最中、シンジは なぜか朝なのに学校から帰っていくレイを見かける。 どうやらネルフに向かうらしい。 なんとなく気になってしまったシンジは、その日の昼休みにネルフ本部に行ってみる事にした。 ネルフ本部に着くなり、ばったりとエレベーターで父親であるゲンドウに会ってしまい、 「なぜここに居る?学校に戻れ」と威圧的に言われてへこむシンジ。 なんとか気を取り直してレイが待機している部屋まで来たが、 シンジが父親に言われた事を話すと、レイは「私もそう思うわ」と言う。 シンジがここに居るべきではないと考えているかのようだ。 「でも……。でも僕は……綾波のことが心配で。」 思わずシンジがそう言っても、 「そう……。でも大丈夫よ。私は大丈夫だから。」 との言葉が返ってきただけだった。 使徒が現れ、最初の戦闘が終わった後。 ミサトから、レイだけが待機任務につきシンジとアスカは明日から学校に行っていいと言われるが、 レイの事が気になるシンジは「それなら僕もネルフ本部に残ります」とミサトに申し出た。 ミサトは少し考えてから、シンジを準待機任務扱いとする。 翌日。準待機任務ということでネルフ本部に行ったシンジは、 ミサトや加持やリツコと少し話をした後、レイのところへ向かう。 待機任務は自分だけで十分だから碇くんは学校に行って、と言うレイだが、 「いいんだ、このままで」とそれを断って、レイと一緒に居る事を選んだ。 その後レイと食事をしにネルフ本部の展望台に行く。 しかしレイは飲み物ひとつを飲んでいるだけで、他には何も食べていない。 「あのさ……。」 「何?」 「あの……あんまり食べないんだね。」 「お腹、空かないから。」 「それだと、体を壊すよ。」 レイの事を気遣うシンジの言葉。しかしレイはやはり 「昔からそうだから。」 と、一言そっけない返事をするだけだ。 その後、使徒が再び現れたがシンジとレイが二人で出撃。こんどこそ完全に使徒を撃破する。 またレイと一緒に展望台で食事を取っているシンジ。 レイが取ってきたトレイの上には、今度は飲み物の他にサンドイッチなどの食べ物も乗っている。 自分のこの間の忠告をレイが受け入れてくれたのだと感じ、シンジはうれしそうに微笑んだ。 75 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 36 14 ID m0VYQWxg0 第X話 アスカ、熱唱 EPISODE X Embrace of Doppelgänger 使徒との最初の戦闘の翌日、シンジはネルフ本部に行った時に加持と出会った。 加持は文化発表会を見にきてくれるらしい。 その後にレイの忠告に従い学校に戻ったシンジは、バンドのボーカル探しをする事になる。 とりあえずアスカに頼んでみるが、全然相手にされずに手ひどく断られてしまった。 だがシンジが何気なく「加持さんも見に来るって言ってたしさ」と 口に出したところ、アスカはあっさりとボーカルを引き受ける。アスカは加持の事が好きなのだ。 「加持さんが見に来るなら、なるべく目立つ役をやらなくっちゃね!」 練習中、アスカはわがままを言ってトウジと衝突したりもしたが、 加持が見に来るということで気合が入っているのか歌に関してはやる気十分。 『Get it on! ~Doppelgängerにくちづけを~』という歌を熱唱する。 第X話 絆と証 EPISODE X Infinite Possibilities 使徒との最初の戦闘の後、アスカもしくはマユミ(どちらでもいい)にボーカルになってもらい、 バンドを組むことができたシンジたち。 バンドの練習中に、トウジがアンプの電源を入れようしたときにそれを見たケンスケが 「アンプの電源を入れるときはボリュームを下げてからにしなきゃ。下手すると強すぎる音が出てスピーカーが壊れるぞ」 と注意するという一コマがあった。 そして使徒の再来襲。 進化した使徒が手に入れた、エヴァンゲリオンのエネルギーを吸収するという能力に苦戦するシンジたち。 しかし、初号機のLCLユニット交換の時にトウジとケンスケが激励しに来てくれた事で シンジはアンプの一件を思い出し、一か八かの策を思いついた。 交換が終了して使徒との戦闘を再開した初号機は、 一度にありったけのエネルギーを放出して使徒に吸収させると言う行動に出る。 するとシンジの狙い通り、大きすぎるエネルギーによって使徒の吸収能力が破綻した。 こうしてシンジは、二人の友人たちの助けをきっかけとして、使徒を倒す事に成功したのだった。 第X話 悲境、切り開いて EPISODE X Like as two Peas 「福音を呼ぶための資格」と同じように、マユミがメインとなるシナリオ。 「福音を呼ぶための資格」との違いは、使徒がマユミの体にコアを隠さないこと。 使徒が寄生しないので、マユミが思い悩んだり死のうと思ったりする事はない。 LCLユニット交換を待つシンジのところに駆けつける理由は、 使徒との最初の戦闘の時に自分が邪魔をしなければあの時倒せたはずなのに……と 思ったからシンジに謝りに来た、と言うものに変わる。 エンディングの駅での見送りの時のマユミの台詞もシンジへの告白っぽい内容に変化する。 「知ってますか?似た者同士は、いい友達にはなれても、いい恋人にはなれないって。 私、碇くんとは、似ていないほうがよかった!」 76 :新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression:2007/04/12(木) 22 38 47 ID m0VYQWxg0 第X話 瞬間の死闘 EPISODE X Act on impulse 「想い、それぞれの胸に」とほぼ同じような展開をしたものの、 アスカの好感度が半端にしか上がっていないために アスカの登場するエンディングに到達できなかった場合にこのシナリオ名になる。 第X話 地球防衛バンドふたたび EPISODE X BEST FRIENDS II マユミにボーカルを引き受けてもらえたものの、ただそれだけというシナリオ。 使徒がマユミに寄生するタイプではなく、なおかつマユミの好感度もさほど上がっていない。 そのため、ボーカルになったというそれ以外には特にマユミ関係のイベントは起きない。 第X話 少年達の黄昏 EPISODE X Threesome 誰に頼んでもボーカルになるのを断られ、やぶれかぶれになり ネルフに行ってマヤにボーカルを頼むというシナリオ。 当然断られる。 第X話 災いを齎すもの EPISODE X Hidden Substance 使徒がマユミに寄生するタイプに進化したにもかかわらず シンジがマユミと十分仲良くなれなかった時に、このシナリオ名になる。 「親しくないなら、使徒が寄生した少女など災いをもたらす存在でしかない」という意味のタイトル? 第X話 夕闇に迫る脅威 EPISODE X Truth sank into oblivion 特に何のイベントも起こせなかった時につくシナリオ名であり、いわば失敗例。 ・特に誰と仲良くなると言うことも無く ・バンドのボーカル探しにも失敗し ・使徒が現れたときも何のヒントも得られなかったが、なんとか倒せた という感じの、なんとも盛り上がりの無いあいまいな話になる。 第X話 最悪のシナリオ EPISODE X Game Over 「Game Over」という英語版タイトルそのまま。ゲームオーバー。 使徒との戦闘パートで負けてしまった場合にこのシナリオ名になる。
https://w.atwiki.jp/5gouki/pages/111.html
新世紀エヴァンゲリオン 約束の時 ビスティ 新世紀エヴァンゲリオン 約束の時 オフィシャルサイト 登録タグ:RT さ行 タイアップ ビスティ 右チェリー 小役優先 エヴァまごの後継機。RTシステムは逆CZ方式。 RTは暴走モード(0.3枚/G)と覚醒モード(0.6枚/G)の2種類を搭載。主に天井での特殊リプ揃いで突入。 天井G数はBIG後1000G、REG後800G。各種特殊リプレイ高確率状態へ。 ボーナス成立後も小役を優先する制御となっている。 ボーナス確率・機械割 設定 赤7 青7 黄7 REG 合成 機械割 1 1/1310.72 1/1524.09 1/873.81 1/728.18 1/254.02 96.5% 2 1/1524.09 1/1213.63 1/819.20 1/682.67 1/239.18 98.8% 3 1/1110.78 1/1310.72 1/771.01 1/642.51 1/225.99 101.6% 4 1/1394.38 1/1057.03 1/728.18 1/606.81 1/214.17 105.0% 5 1/1040.25 1/1191.56 1/712.35 1/569.88 1/206.09 107.9% 6 1/1149.75 1/1008.25 1/642.51 1/541.62 1/189.96 112.5% 偶数は青7、奇数は赤7の確率が高い。ただし、高設定ほどその特徴は薄れる。 今回のREGフラグは青青赤。 単独ボーナス確率 設定 赤7 青7 黄7 REG 合成 1 1/32768.0 1/32768.0 1/13107.2 1/16384.0 1/5041.2 2 1/10923.7 1/13107.2 1/4369.1 3 1/21845.3 1/21845.3 1/9362.3 1/10922.7 1/3449.3 4 1/8192.0 1/9362.3 1/3120.8 5 1/8192.0 1/2978.9 6 1/7281.8 1/7281.8 1/2730.7 リプレイ確率 状態 リプレイ 暴走リプ 覚醒リプ 通常 全リプ合計1/7.30 1/2849.39 1/6553.50 天井 1/127.25 ~ 1/106.56 1/885.62 暴走 1/1.72 ~ 1/1.80 1/4396.07 1/116.20 ~ 1/98.70 覚醒 1/1.52 ~ 1/1.58 1/8192.00 通常中の暴走RTは1/8192、覚醒RTは1/32768。全設定共通。 ボーナス成立後はリプ確率アップ。赤7とREGは約1/4.0に、青7と黄色7は約1/2.6に。 小役確率 設定 ベル チェリー スイカ スイカBAR 1枚役 1 1/8.19 1/73.6 1/70.6 1/1310.7 1/923.0 2 1/8.09 1/70.2 1/68.3 1/829.6 3 1/7.99 1/67.0 1/64.6 1/789.6 4 1/7.84 1/63.9 1/61.5 1/744.7 5 1/7.62 1/61.4 1/58.5 1/712.3 6 1/7.44 1/58.8 1/55.9 1/606.8 チェリーはお馴染みの右リール。 スイカ揃いとスイカBARは別フラグ。スイカBARの方が強い。 小役同時当選確率 設定 リプレイ ベル チェリー スイカ 1 0.03% 0.04% 10.1% 3.0% 2 3.1% 3 10.0% 3.4% 4 10.2% 5 10.1% 3.6% 6 10.3% 設定 暴走リプ 覚醒リプ スイカBAR 1枚役 共通 65.2% 80.0% 50.0% 100.0% 暴走・覚醒リプに同時当選があるため、通常時からのRT突入率は著しく低い。 ボーナス中小役確率 設定 ベル チェリー スイカ スイカBAR 1枚役 1 1/1.12 1/65.5 1/16.4 1/1310.7 1/32.8 2 1/1.13 1/59.6 1/15.6 1/1092.3 1/31.2 3 1/1.14 1/54.6 1/14.9 1/936.2 1/29.8 4 1/1.14 1/50.4 1/14.2 1/819.2 1/28.5 5 1/1.15 1/46.8 1/13.7 1/728.2 1/27.3 6 1/1.18 1/43.7 1/10.9 1/655.4 1/26.2 ベル確率以外での設定看破 チェリー同時当選で赤 or 青BIGだった場合の割合 小役 チェリー 設定 赤BIG 青BIG 1 73.3% 26.7% 2 45.2% 54.8% 3 70.6% 29.4% 4 44.4% 55.6% 5 65.0% 35.0% 6 50.0% 50.0% ボーナス中のベル以外の全小役の成立確率 以下のG数にチェリーと1枚役をハズした回数をプラスして分母とする。赤青BIG:31G 黄色BIG:20G REG:8G 小役カウントメーターの見方上からスイカ/1枚役/チェリー/ベルの順。ベルメーターは見ても特に意味は無いので省略。 上3つのメーターについては「点滅」で1、「点灯」で2と数える。 3役の合計が赤青BIGで5回以上、黄色BIGで3回以上が頻発するようなら高設定の期待が高まる。 設定 ベル以外の小役合算 1 1/9.30 2 1/8.78 3 1/8.33 4 1/7.90 5 1/7.56 6 1/6.48 ゲームフロー 逆CZ天井+無限上書き式のRT。少々ややこしい。 1/32768 ┌───────→覚醒RT │ 1/8192 ↑ │ ┌─────→暴走RT │ │ ↑ 通常(低確RT)───→天井(通常) ↑ 各種ボーナス 打ち方 通常中 逆ハサミで消化する。右リール11番のチェリー(BAR付きチェリー)を中or下段に目押し、左をフリー。枠内チェリー:チェリー左リールでチェリーを否定したり、中段に止まったりしても確定ではない点に注意。 下段BAR:ベルorスイカ 上段青7:スイカBAR(強スイカ)or単独青7 上段リプ:ハズレorリプ全種or単独ボーナス ベル確率差が顕著であるため、カウント推奨。 ボーナス中 チェリーと1枚役はハズし、スイカは獲得。小役カウント推奨。 ただ、1日回しても試行回数があまり多くないので参考程度に。あくまでメインは通常時ベル+α(スイカ等) スイカの取り方右リールのBAR(どちらでも良い)を枠内に目押しし、左をフリー打ち。中リールのBARを下段あたりに押せばOK。 チェリーのハズし方右リールの青7を枠内に目押し 1枚役のハズし方中リールの黄色7を枠内に目押し コメントフォーム コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47834.html
登録日:2021/04/17 Sat 00 20 52 更新日:2021/08/11 Wed 03 00 48 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 アノマロカリス エヴァ エヴァンゲリオン サンダルフォン マグマ マグマダイバー 使徒 使徒(新世紀エヴァンゲリオン) 捕獲作戦 新世紀エヴァンゲリオン 極限環境 浅間山 第八使徒 まずいわね、見失うなんて。 おまけに視界は悪い、やたらと暑い、スーツがべったりしてて気持ち悪い! もう、サイテーね! サンダルフォン(SANDALPHON)とは『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する謎の生命体「使徒」の一体。 グラブルのサンダルフォンについてはこちらを参照。 登場したのはTVアニメ版のみで、漫画版・新劇場版には登場しない。 + 目次 基礎データ 概要 主な能力自己進化 噛み付き A.T.フィールド 溶岩弾 劇中での活躍TVアニメ版 他作品への影響 他作品での活躍新世紀エヴァンゲリオン2 バトルオーケストラ エヴァンゲリオンANIMA 余談 基礎データ 呼称:第8使徒 天使名:サンダルフォン 全高:不明(幼体時の繭、及び成体共にエヴァより数段大きい) 体重:不明 象徴:胎児 能力:引っ掻き・噛み付き 概要 浅間山にて発見された使徒。 名前の「サンダルフォン」はキリスト教・ユダヤ教の伝承にある「胎児の天使」に由来する。 ただし他の使徒同様劇中では天使名で呼ばれることはなく、主に「第8使徒」と呼称される。 劇中では「幼体」と「成体」の2つの姿を披露している。 幼体の方は所謂人間の「胎児」のような姿で、所謂「蛹」の状態で巨大な繭に包まれており、この状態の時には特に何もしてこない。 外見が人間に似ているのは、使徒の遺伝子配列が99.7%まで人間と同一である事、そして人間もまた「第18使徒リリン」である事を考えると自然であると言える。 羽化した後に「成体」となるが、劇中では視界の悪いマグマ内で動き回っていた為に外見がよく分からない状態になっている。 後に公開された姿は、所謂アノマロカリスを元としたと思われる姿で体色はオリーブ色・カーキ色の地味な色合いで、突起として出ている目の他にもパッチリ開いた様な目の様な物が何故か頭部左側に偏った状態で2つある(*1)。触手の先端は5本指の手になっている。 なぜ人型の幼体から魚類の成体へと変化を遂げるのか……。 能力は噛み付き・引っ掻きというシンプルなものだが、特筆すべき性質として「マグマ内」と言う高温・高圧の極限環境で活発な行動が出来るという点が挙げられる。 過酷な環境を蛹状態で生きてきた結果なのか、その環境に完全に適応しており、「口を開ける」と言う行為を可能としている点は戦闘の様子を見守っていたNERVの面々を驚かせた。 主な能力 自己進化 胎児のような幼体から成長を遂げて異形の成体と化す。 成体後はマグマ内でも泳ぐように活動し、両腕の5本の鋭い爪で引っ掻き・切り裂き攻撃などを行ってくる。 噛み付き 鋭い牙で対象に噛み付く。 口を開ければ高温のマグマが流れ込んでくるが、サンダルフォンは意にも介していない。 A.T.フィールド 使徒の共通能力。 溶岩弾 口から溶岩弾を吐く。 ANIMAでのみ使用。 劇中での活躍 TVアニメ版 第拾話に登場。 浅間山の地震観測所が火山の観測を行っていた時に発見され、NERVが詳細を調べたことで幼体の使徒であると判明。 ミサトはゲンドウに対して現資産の凍結を含む使徒の捕獲措置「A-17」発令を要請。 (ゼーレからは反対されるものの)要請は承認され、生け捕りを前提とする使徒の捕獲作戦が開始。 捕獲担当はアスカ、シンジは火口付近でバックアップ、レイは零号機に極地仕様の規格がない為に本部で待機となった。 ダイビングスーツの様な耐熱・耐圧・耐核防護服。局地戦用のD型装備の弐号機、及び冷却ガスによってパンパンに膨れ上がった耐熱仕様のプラグスーツの余りの不格好さにアスカはゴネ始めるが、紆余曲折を経て結局出撃を承認。 UN空軍の監視(*2)のもとでクレーンにつるされた弐号機が沈降を始め、作戦が開始。 マグマの対流速度の問題で当初の邂逅地点とされた深度1300に到達してもサンダルフォンとなかなか出会う事が出来ず、限界点をオーバーしても出会えずにいたが、修正後の邂逅地点である深度1780地点にて目標と遭遇。電磁柵キャッチャーで捕獲に成功。 後は地上へと戻るだけ。 緊張から解放されるアスカ達だったが、ここで突如としてサンダルフォンが羽化を開始。 キャッチャーを破壊し始めた為、それを放棄。当然捕獲は中止され、使徒殲滅へと舵が切られ、弐号機は地上への帰還を続行しつつ戦闘を開始。 だが、唯一の武装だった戦闘用のプログレッシブ・ナイフは沈降時に限界深度プラス120地点で固定具破損によって火口の底へ落としてしまった為、地上で待機していた初号機のものを使う事に。 だが地下深くまで降りている為に、投げこんだナイフが弐号機のもとに来るまでにはまだ時間がかかる。 その間弐号機は丸腰の状態で冷却ガスのバラスト放出でサンダルフォンの突進から逃げていたが、ついに捕まり、噛み付き攻撃を受けてしまう。 ナイフがようやく到着するも左脚部分に損傷ができ、ナイフの攻撃も効き目がない。 戦局は圧倒的に弐号機側が不利だったが、アスカはここで起死回生の一手を出す。 弐号機の冷却に用いていた冷却液の管の1本を切断。そのままサンダルフォンに押し込み、極端な温度差の熱膨張で表面の皮膚の耐久性をダウンさせることでナイフが刺さる様にして攻撃が可能になった。冷却液の供給を1点に集中させつつ無我夢中でナイフに力をこめるアスカ。 その時、サンダルフォンが弐号機を吊下げていたケーブルを切断。 同時に力尽きて熱膨張の影響なのか体を崩壊させながらマグマの海へと消えていった。 使徒には勝利したものの、浮上手段が絶たれたアスカは……。 せっかくやったのに…やだなぁ、ここまでなの? ……!シンジ!? バカ、無理しちゃって… ケーブルに捕まる形で初号機に乗ったシンジが沈降していく弐号機の腕をつかみ、サルベージ。(*3) 窮地をどうにか脱し、作戦を完了したのだった。 他作品への影響 冒頭に記した通り、サンダルフォン自身はアニメ版にしか登場しないが、本作で行われた使徒捕獲作戦及び戦闘の内容は(故意か偶然かはさておき)新劇場版や漫画版でも要素が拾われている。 まず漫画版では「ピンチに陥ったアスカのもとにシンジが駆けつけて彼女の窮地を救う」と言う部分はエヴァシリーズの戦闘にオリジナル要素として用いられている。 次にヱヴァンゲリヲン新劇場版 破冒頭のベタニアベースでの「仮設5号機vs第3の使徒」の戦闘では……。 (永久凍土での発見の為、局地の内容こそ正反対だが)局地にて発見された使徒との戦闘。 サンダルフォンは(実現こそしなかったが)人間の管理下に置かれかけ、第3の使徒は実際に人間の管理下で調査がされている。 使徒を迎撃するエヴァがどちらも局地仕様。しかも使徒との戦闘での決着時には相打ちに近い形を取る。 と言った共通点が見受けられる。 そしてヱヴァンゲリヲン新劇場版 Q冒頭のUS作戦では……。 アスカの操縦する弐号機(新劇場版 改2号機)が他のエヴァのバックアップのもとで対象物をサルベージする。 対象物のサルベージ後にアスカが敵からの襲撃を受ける。 ピンチに陥ったアスカが初号機に救われる。 といった共通となる要素を見ることが出来る。 他作品での活躍 新世紀エヴァンゲリオン2 襲来にフラグこそ必要ではないが事実上のイベントボスとして登場。 チュートリアルも兼ねた『使徒、襲来』では原作通り必ず弐号機で戦う事になるがシナリオと襲来タイミングによっては初号機や零号機、はたまた参号機か四号機で戦闘する事も可能。 最後に救出に現れるエヴァも複数パターン用意されており、それぞれ台詞も用意されている。 戦闘面では自機前面の攻撃範囲に入った時に○ボタンを押して攻撃するという単純なものだが、A.T.が低かったり耐久力が減ると攻撃範囲が極端に狭くなるのでできるだけ速攻を心がけよう。 因みにガギエルも全く同じシステムでの戦闘になるがガギエルは殲滅済みの状態で始まるシナリオが殆どなのでまず戦う事はない。ガギエルが何をした。 F型装備への改装フラグを立てるのに殲滅が必須の使徒なので改装を狙いたい場合はリセットを駆使して早めに襲来させよう。 バトルオーケストラ ステージギミックとして登場。 本編では終始マグマの中であったため全容が分かりにくかったが、こちらではハッキリと全身を見ることができる。 不定期に左右どちらかの画面端から現れて反対側へ去っていき、通過中に当たるとダメージを受けてしまう。うまく攻撃を当てれば撃退することもできる。 突進の威力や頻度は設定から変更できる。 あるミッションでは大量発生したりする。 エヴァンゲリオンANIMA エンジェルキャリアーの使徒幼生として登場し、溶岩弾を吐くという新能力を獲得している。 通常、使徒幼生はコアやS2機関を生成出来ないほど未熟な為、キャリアーの外に出ると自壊してしまうがサンダルフォン幼生の場合は周囲の環境が適していればキャリアーの外でも生存が可能である。 作中では地面を溶かす事でジオフロント内部に侵入、迎撃に出たレイ・No.シスの零号機F型装備を苦戦させるが、芦ノ湖の湖底を撃ち抜く事で流れ込んだ大量の湖水による温度差によって撃破された。 余談 マグマの中と言う極限環境で羽化し、すぐさま弐号機に襲いかかったサンダルフォンだが、その戦闘時間はなんと3分弱という、とんでもない短さである。 局地仕様のエヴァ自体が戦闘に向いているとは考えにくい形態の為、長引かせるわけにはいかず、アスカも短期決戦で勝負を決めにかかったものと思われる また、サンダルフォンはアニメ版におけるアスカが単騎で撃破した初にして唯一の使徒である。ちなみに漫画版と新劇場版でもアスカが単騎撃破した使徒は1体となっている。(*4) 追記・修正はジャイアントストロングエントリーをしながらお願いいたします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 使徒の記事がどんどんできてて嬉しい。そのうちアルミサエルの記事も頼む -- 名無しさん (2021-04-17 00 41 19) アダムとの接触が目的にしちゃ蛹になってる期間があったりと妙に悠長だよなぁ 実は成体になった後が危険だったのかもしれないけど -- 名無しさん (2021-04-17 01 16 09) 当時この話のおかげでエヴァ本体に推進システムが無い事に気付いた。 -- 名無しさん (2021-04-17 02 33 22) 確かこの時期は修学旅行でトウジらクラスメイトたちは沖縄に行ってた筈だけど、今思うとセカンドインパクト後も沖縄って残ってたのか… -- 名無しさん (2021-04-17 07 49 11) アニメ版だと新劇も含むようになるからTV版にしたほうがいいんじゃ?他の項目もそうだし -- 名無しさん (2021-04-17 10 17 36) 初号機がマグマに耐えられたのは、アスカを助けるためにATフィールドで頑張ったんじゃね。 -- 名無しさん (2021-04-17 10 24 00) 新劇場版にも出てくれば式波があんなにひねくれることはなかったろうな -- 名無しさん (2021-04-17 17 17 04) 式波がひねくれたのは第9使徒戦でシンジが自分を生かすか殺すか決めなかったことが原因だからなあ。新劇に出ててもそんな変わらなかったと思う -- 名無しさん (2021-04-17 17 50 08) 最初見た時は全体像が見えにくかったから、あとで設定画を見たら全体像が見えた使徒 -- 名無しさん (2021-04-17 18 30 13) 何気に専用BGM持ちの使徒 -- 名無しさん (2021-04-23 14 46 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuroneko_wiz/
このwikiのアカウント譲渡の要望が成立し、ログ整理を行いました。詳しくはこちら 魔法使いと黒猫のウィズ@wikiへようこそ このwikiは 株式会社コロプラ のゲームブランド Kuma the Baer が提供するiOS&Android用アプリ『魔法使いと黒猫のウィズ』 の攻略wikiです。 当wikiは株式会社コロプラとは、一切無関係です。当Wikiの内容についてのお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いします。 @wikiはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは一部を除き自由に編集することができます。 編集が分からない方も各ページでコメントにて情報提供して頂ければ後日編集します。 発売日 2013.3.5 ( Android版 )近日リリース予定( iOS版 ) ジャンル クイズRPG 料金 基本無料 (アイテム課金制) 新エリアもうすぐ開放 黒き守り人 ハクア いきなりS出現第2弾 お知らせの編集 @wikiで分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list @wiki以外のお勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) @wikiのおすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール @wikiのバグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。